1999年6月19日土曜日

初歩的情報リテラシー授業講師終了

 今日で4月から入っていた初歩的情報リテラシーの授業も無事全過程終了です。新入生を相手に少しでもわかりやすく、そして実用的かつ理解しておけば今後の発展が期待できる知識をギリギリの時間の中で解説するのももうこれで終わりなわけです。最後の授業はWordが題材だったのですが、まぁ最後だしということで、90分の時間の中でどこまでマニアックな領域に突っ込めるかのタイムトライアルとかやってました。

 結局コピー&ペーストの復習からフォント系の操作ひとしきり(アニメーション装飾含む)とライン系、段落系の操作全般(インデントとかも含む)、ヘッダーフッターの編集、背景の変更やテクスチャ等のいじり方、オートシェイプやワードアート、クリップアートの挿入とアレンジ、さらにはそのレイヤー移動とクリップアートのグループ化解除あたりまで一気に約75分で突っ切るという恐ろしい授業になりました。最後はもうクリップアートのオヤジの頭の髪の毛を飛ばして「ヅラだよ、ヅラ」とか言ってみたり、カメの頭や手足を消して甲羅だけにして「ノコノコー!」とかやってみたり、シルエットの人間の頭をすっ飛ばしてみたりとクリップアートでやりたい放題やってました。でもそっちの方が色々ハデな装飾や動きのある文書がどんどんできていって、新入生も面白がって色々やってついてきてくれたので、いっそのこ全部のクラスでこれやっときゃよかったとか思ってもみたり・・・。今日もMS Word恒例『あやしいボキャブラリー大会』はおおうけでしたしね(笑)。段落番号の自動入力の説明の際に、

「このボタンを押すと段落が変わる度に1. とか2. とか自動で打ってくれるのでとても便利です。例えばですね、え~っと、1. つつましく、2. あでやかに 3. しかしたくましく、・・・っと」

 とかやってるとうけがいいんですわ、これが。笑ってもらえるとこちらとしても嬉しいですしね。まぁまぁ楽しんでコンピュータに親しんでもらえればこの情報リテラシーの意味もあろうかと。せっかく立命は私大でもトップクラスの設備があるんだから使ってあげないとね。まぁ今回の講習ではたくさんのクラスを持たせていただいて(一時期俺が稼ぎ頭になっていた)、充分すぎる程の講師経験を積ませていただいたのでその意味でもよかったですね。来年もまたリテラシーの講師をやることが合ったら今年の経験を活かしてより楽しく充実したコンピュータへの橋渡しをしてあげたいなと思っています。

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