2000年2月29日火曜日
エビさんキャッチャーの進化形
2000年2月27日日曜日
エビさんのUFOキャッチャー
2000年2月25日金曜日
細野真宏著『経済のニュースが面白いほどわかる本(日本経済編)』
で、現段階で大体3分の2くらいは読んだのですが、これは相変わらずの読みやすく平易な文体と経済の本らしからぬ参考書的な要素がうまく使われた実に読みやすい本です。経済という言葉に付きまとう小難しさを感じさせてくれないところがよいですね。内容の方もいくら経済に疎い私でもそのくらいは知ってますよ、というところから徐々にステップアップしていって、後半ではなかなか結構な事まで解説してくれてます。基本的なことがほとんどではありますが、その基本的なことも相当に抜けていた私にとってはありがたい一冊と言えるでしょう。しかしまえがきの部分で東大や京大、早稲田慶應あたりの学生にとったアンケートで「デフレ」の意味を知っている人が28.2%、「インフラ」が7.5%、「モラルハザード」が3.4%、「デフレスパイラル」が9.4%しかいなかったというのには驚きました。最後の「デフレスパイラル」は私も知りませんでしたが(それが一時期ニュースのキーワードとして何回も説明されていたという事実すら知らなかった)、さすがに他は知っているのに・・・。なにも経済に疎い学生は私に限ったことではないということなのでしょうか。でも「デフレ」くらい小中学でやったと思うんですがねぇ・・・。まぁ著者の細野氏は本の著者紹介によると今や「カリスマ講師」になられているようですが(カリスマ美容師以来流行ってますね、この言葉も)、私のようにたまたま本屋でこの本を見つけて買ってしまう受験世代の人間も結構いることでしょう。それで多少は経済に対する意識が変わったらよいのでは、とつい自分の事を棚に上げて思ってみたりもします。いや、「デフレ」の意味も知らないのはさすがにやばいでしょ!? 今度は同書の世界経済編が出るそうですが、そっちもちょっと読んでみようかなと思っています。しかし受験が終わってもその著書を見るだけで手を伸ばしてしまう辺り受験の「カリスマ講師」という言葉も説得力はありますよね。
2000年2月24日木曜日
横浜へ
2000年2月23日水曜日
弦楽四重奏曲第11番『セリオーソ』編曲
2000年2月20日日曜日
暗いニュースのその裏に
しかし世の中の精神の荒みを感じますね。使い古された言い回しなのかもわかりませんが。バブル崩壊後の当時成人だった人の心の軋轢やら、現在の社会の中で自分を確認できるものを見失ってしまった人の悲痛な叫びであるような気もします。
前に神戸の生首事件の時に発表したエッセイ『0と1の歪み』で私は「彼らを見て“異常者”と決め付けることなんて誰にもできない。健全な精神を持っていたが故に自分自身の心を狂気から救おうとしてとった行動、それがたまたま世間に適応しなかっただけ・・・。」と書きましたが、今もそれと同じような印象を受けますし、あるいはいわゆる“健全”な方向へ精神のエネルギーを導いてくれるメルクマークがこの世の中で見えにくくなってきて、路頭に迷った精神が変調を来した時に超えてはならない一線を超えてしまう、そんな気もします。新潟の監禁事件で、犯人は「あの頃は最高だった。二人だけのあの時間に戻りたい」と反省の色なしの供述をしているようです。私にはその非人間的な台詞でさえ自分の居場所を求める彷徨えるアイデンティティの具象化であるように思えます。もちろん犯人達を許せるかとか、そういったことはまたそれとは別次元の問題なのですが、彼らが犯行に走っていった精神的な背景や、その精神的背景を生み出した社会的背景を考えると切なくもなります。社会が悪いとか、そういった単純な言葉ですべてが片付くとも思いませんが、少なくとも個人的要因以前に社会的な背景の荒廃が隠れているのでしょう。これからもこういった事件は減らないと思います。むしろ増え続けていくでしょう。私は何もできないでしょうが、せめて事件によって表に出た事実だけではなく、事実の裏に隠れた原因というか背景、そしてその背景が生まれてくるそのまた背景を見ていくことで、悲劇がもたらした警鐘を読み取っていきたいと思っています。世の大半の人は事実のみに目が行って、その背景には興味を示しません。犯人の生い立ちやら性格やらあるいは精神的な失調の様子なんかは背景ではないのです。何故それらが発生したかを見るのが背景であり、悲しいこととはいえ事件の犯人達が残した本当のメッセージを読み取るにはその背景を読み取っていくしかないと思います。それがたとえどんなに主観的なものであっても、その解釈がたとえ間違っていたとしても、その背景を読もうとする行為が無意味に無駄に終わってしまうことはないでしょう。その悲しい行為がもたらした結果が伝える現在の歪みが私達の中に残っていく限りは。ただ事実のみを見て怒りを覚えたり嘆いてみたりするだけよりは。
2000年2月19日土曜日
マイブーム - ベートーベン
しかし最近の音楽的マイブームはブローウェルとベートーベンなわけですが、今日ベ-ト-ベンの弦楽四重奏をギターにアレンジしたらどうなるんだろう、とふと思ってしまいました。ベートーベンの壮大な楽曲はギターにすると迫力的にどうかな、と思ってしまいがちなものですが、『エグモンド序曲』や『フィデリオ序曲』等の管弦楽(声楽?)曲を弦楽四重奏にアレンジしたCDを実家で父から聴かせてもらった時は迫力に欠けるとかは思わずに、むしろ弦楽での演奏が心地よくカッコいいと思えたので案外ギターでもいけると思うんですよね。まぁ曲を選べばですけど。その点元が弦楽四重奏なら理論的にはギタ-4本でも表現可能ですし、管が入ってない分ダイナミクスの心配も減ります。しかもいくつかの曲は明らかにギターにして違和感がある曲とも思えないし、技術的にもどうにかなると思えます。むしろバイオリン等と比べて重音に強いギターの特性を活かせばアレンジ次第では三重奏とかでもいけるのでは?そう思いましたので、ちょっとベ-ト-ベンの弦楽四重奏をギターにアレンジという荒行に身を乗り出してみようかなと計画中です。別にこの曲の編曲やったって自分で演奏する機会があるとも思えないんですけどね。メンバーが集まるとも思えないし、どの演奏会でやればいいのかも見えてこないし。ま、趣味でやります。いずれ作るであろう衣笠CGCのホームページにMIDIと譜面の画像載っけておけば将来誰かがやってくれるかもわかりませんしね。
で、ベートーベンの弦楽四重奏の中で私のお気に入りといえば、中期弦楽四重奏の最後の曲、第11番『セリオーソ』と、あの『大フーガ』を含む第13番ですが、とりあえず20分もの大曲『大フ-ガ』はおいといて『セリオーソ』に手を付けてみようかなと。この曲はギターになるという確信は現段階では持っているのですが、実際始めてみるとどうなることやら。とりあえず明日早速譜面を探しに行き、見つかったら検討してみます。健闘を祈ってください。
2000年2月18日金曜日
無題
2000年2月17日木曜日
アンニュイ
2000年2月16日水曜日
就活のちカラオケ
そして京都に帰還後、たっちー、シノさん、にらめっこと久々にカラオケへ。3時間歌って、最後は適当に数字入れて出てきた演歌に完全にアドリブでメロディーを付けて歌うという実に楽しいことまでやってました。いや~、ウケよかったですよ、あれ。しかし帰りに雪がガンガンに降る中、「新潟県民は雪に傘はささんのじゃ!」とかわけわからんことをほざきつつ必死でチャリこいで帰ってきたら、家につく頃には前髪が凍り付いていたのには参りました。とりあえず今熱い風呂を入れているところなので、のんびりと湯に浸かって今日は寝ます。おやすみなさい。
2000年2月14日月曜日
L.A.G.Q.@豊中アクア文化ホール
にしても注目すべきはウィリアム・カネンガイザー。L.A.G.Q.の4人の中では飛び抜けてうまいです。特に音色がたまらない。普通にガーッと弾いてて、急にフッと柔らかい音色に変わったその音の暖かいのに凄く透き通った感じがするのにはマジで感動しました。ヨークも結構いい音で弾くのですが、ヤツのギターはところどころ粗さがありまして・・・。私はギタ-弾きとしてひたすらカネンガイザーをチェックしてました。思わず会場でカネンガイザーのソロのCDを買ってしまいましたからね。CDでも彼の暖かくクリアな音色は満喫できて満足してます。内容的にもヘンデルの組曲にブルーウェルの『黒いデカメロン』、モーツァルトの『トルコ行進曲』が入っているソナタにヘッドとかいう現代アメリカの作曲家の曲とイマイチ傾向がつかめないながらも聴きやすくリラックスできる曲でまとまっててBGMにはよさげです。いや、『黒いデカメロン』は聴きやすいのか?というツッコミもありそうですが、私はもうブロ-ウェルの世界には慣れました。でもマジで『黒いデカメロン』はそこそこ聴きやすいと思うのですがね・・・。
で、コンサートが終わった後は当日CDを買った人を対象にサイン会があったわけで、私は買ったばかりの『Air & Ground』のジャケットにL.A.G.Q.4人のサインを、そしてカネンガイザーのCDには彼のサインをさらにもらって全員と握手してもらって喜んで帰ってきました。もちろんヨークともカネンガイザーとも握手しましたよ。カネンガイザーは彼のソロのCDにサインをしてくれと言ったらとても喜んで、通常のサインの他にジャケットの自分の名前の下にカタカナでのサインも付けてくれました。ところがそれが普通に読むと「カネンガイザー」ではなく「カネソガイザー」・・・。まぁそれもアリでしょう。本人は「Have I worked well?(うまく書けたかな?)」と言って喜んでましたが・・・。
いや、それにしてもL.A.G.Q.はよかったです。6月には今日行ったのと同じ場所でアンドリュー・ヨークのソロコンサートがあり、そこにはゲストで木村大も来るそうなので、是非そっちも行きたいですね。カネンガイザーもソロでやらないかな?彼のギターは是非ソロでも聴いてみたいのですが。
2000年2月12日土曜日
レオ・ブローウェル ギターマスタークラス
で、その後ビデオの影響で『舞踏礼讃』などちょっと弾いてみたりしたわけですが、いやあの曲弾けば弾く程に楽しい曲ですな。聴いてる方にとってはもうほとんど意味不明の現代曲ですが、弾いてみるとあの幾何学的な音の並びと変拍子とも無拍子ともとれそうだけど(まぁ変拍子は実際あるけど)実はしっかりとした流れのあるリズムがたまらなく気持ちいい。本格的に弾こうかなとか思ってしまいました。でもタルレガ発表とかで弾いても誰も喜んでくれないんだろうな・・・。そこが微妙にちょっと悲しいです。
2000年2月11日金曜日
イギリス組曲・・・?
2000年2月10日木曜日
雪、本降り
そう、クラギタ衣笠3回生の皆さんへ。国外逃亡/島流しからMachakicが昨日帰ってきました。来週あたり彼の帰国祝いを皆でやろうという話になっているので都合のつく方は是非彼の生還を祝いに来てください。
2000年2月6日日曜日
ゼミ活動終了
さて、今日は午後からクラギタの2大怪獣であるうちの一人(一匹?)ヨッシーのところへ馳せ参じます。今回行く人数が7人と多く、ただでさえ入り口より遥かにでかいグランドピアノをどうやって入れたのかわからないヨッシーの部屋に、この前3人で結構カツカツだったあの部屋に、今回は7人も詰め込まれるわけです。私は3,4人玄関だなと読んでいるのですがどうでしょう?っていうか実は今回私が行くことにあまり意味はないような気もするんですけどね・・・。
2000年2月4日金曜日
2000年2月3日木曜日
謎のゼミ活動
2000年2月2日水曜日
やっとまともに就職活動
さてさて、今日は横浜まで会社説明会及び適性試験を受けに行ってきたわけですが、今回やっとまともにス-ツを着ていきました。最初の時はもう完全に私服でしたし、2回目の時はスーツは着ていたものの革靴が見つからなかったので靴だけいつものスニ-カ-という実にシュ-ルな格好で行っていたものですが、今回はばっちりキメて行きました。とはいっても周りが紺のス-ツ(黒もいるがごく少数派)に白のシャツ、そしてリクルートっぽい地味めのスプライトのネクタイとかで固めている中、私は黒のス-ツにクリ-ム色をかなり落ち着けたような色のシャツにス-ツに合わせた黒のネクタイ(以上すべてコムサのもの。私が所持しているほとんど唯一のブランドもの)というリクルートというよりはむしろホスト入った格好で行ってきました。やはり微妙に浮いてました。O.K.です。それもアリです。
しかし今回で会社説明会も三回目になるわけですが、おかげでいわゆるIT産業の構造やIT企業にある型の特性と利点、欠点、企業を見る際の見方なんかがわかってきましたね。これまで見た三社はいずれもいわゆる独立系ソフトハウスに分類される企業ですが、一言に独立系ソフトハウスといっても構え方や業務内容は大分異なりますし、企業体質も説明会の雰囲気も様々です。なかなか見てて楽しいですね。企業がこちらを選ぶ前に、まずこちらが企業を選ぶ。色々研究させてもらってます。企業の特性やIT産業界について考えるのが妙に楽しく感じるようになってきた今日この頃です。
そう、明日からは(謎の)ゼミ合宿。更新ができるかどうかはまたも定かではありません。御了承願います。そう、ゼミ員の皆さん、横浜土産買ってきましたよ。