2001年6月11日月曜日

2001年度BKC独重所感

 さてさて、昨日今日と突然の京都襲撃をかけていました。主目的はBKCクラギタの独重奏会。前日夜に「・・・冷静に考えれば明日って土曜だよな。・・・行けるじゃん」と思い、急遽土曜の午前中に洗濯やら何やらの最低限の雑務をすまし、新幹線に飛び乗り一路草津アミカへと向かったわけです。いや~、どうせ腱鞘炎で手ぇ痛くてギターもあんまり弾けないし、それなら後輩の演奏会を観に行こうという実に冷静な(?)判断の下です。

 さてさて、遠奏会の方、やはり彼らはなかなか楽しませてくれました。基本的に今年のBKCは演奏レベルの高い世代のなので、皆技術的な不安はほとんど感じさせずに安心して聴かせてもらいました。が、その反面やや気になったのが技術に頼り過ぎなこと。なんというか、"譜面通りミスなく弾けて、強弱や音色の変化もそつなく付ければそれで完成"みたいな弾き方をしている人がほとんどだったような気がしたのが少々残念です。本来演奏に出るはずの個人個人のセンスがあまり感じられない、・・・というとちと辛く書き過ぎのような気もしますが。もっと自分が選んだ曲に対する思い入れみたいのを感じさせてほしかったです。その意味でなかなかよかったなぁと思うのはぶ~れ殿(確かこのHNでよかったと思うが)。あの『愛のワルツ』は、技術的にはまぁまだ2回生らしい粗さは多々残っているものの、雰囲気の伝わってくる演奏でなかなかよかったですね。あとはF技殿。フラメンコのコンパス感やら何やら深いところは私はわかりませんが、彼の音楽センスには脱帽です。無茶苦茶うまくなってました。彼の今後のさらなる成長には期待大です。

 しかし皆さんしっかり成長していたのには正直ビックリです。もう技術的な部分は私なんて問題でないくらいのレベルにまで達してますね。特にCの皆さんは平均的に技術レベルが非常に高い。まぁまぁあとは如何に技術だけを頼りにせずに、自分の感性を活かして音楽を奏でていくことができるかというところでしょう。"自分の感性を活かして"というのは決して"ひとりよがり"ではないところに注意です。いや~、うらやましいですね、皆さん未来があって成長してて。私なんてここ二週間程両手の腱鞘炎のせいでまともにギターを弾くことすらできてないというのに・・・。まぁ愚痴っても仕方のないことですが(苦笑)。

 そしてせっかく京都へ行ったので、懐かしの我が家"クレージー西ノ京"近辺をしばし散策し(道路が広くなって、となりにあった工場みたいのがなくなってた)、帰りの新幹線までの時間潰しに東寺でハトに餌をやり、心の疲れを癒して(?)日吉に帰ってきました。いや、東寺のハト、手からマメ食べるんですよ。しかも立ってマメ持ってるとバタバタバタッとはばたいてきて、手に乗ってマメ食いやがるんですよ。おかげで楽しかったですけど半袖を着ていた私の腕は、ハトクローに見事にやられミミズ腫れだらけになりましたとさ・・・。

 さて、独重に出た演奏者やスタッフの皆さん、お疲れさまでした。ちょいとばかり辛いことも書きましたが、レベルの高いいい演奏会でしたよ。楽しませてもらいました。衣笠の皆さん、BKCに負けないよう頑張ってください。金曜日だといよいよもって私は行けませんが、あやしいオーラを横浜から送って応援してます。・・・え、そんな応援いらない?

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