2002年1月30日水曜日

祭り、危うく

 今日は同グループながら私が入っているところとは違うプロジェクトの方が修羅場を迎え、二人会社に泊まり込んでのプログラミングという事態になってしまったようです。私はその二人になんか悪いなぁと思いながらも渋谷発23:40くらいの電車で家路についたのですが、日吉まであと一駅、元住吉に電車が停まっている時に私のPHSに着信が入りました。見ると、会社に残っているはずの先輩からです。「ゲッ、・・・まさか???」と思いながら私は電話を受けます。すると、・・・案の定というか何というか、私の担当プロジェクトでバグ発生という訃報でした。とりあえず日吉駅に着いてから折り返しますと電話を切り、数分後私は非常にブルーな心境で日吉駅のプラットホームに立ちました。渋谷行きの最終は0:34分。それまでに電話でケリをつけなければ私も泊まり込み部隊に参加です。時計は既に0時を回っていました。さらに悪いことに、なんとPHSの電池がなくなりそうではありませんか。家まで帰って宅電でかけるなど悠長なことをしていては、いざという時最終の渋谷行きに飛び乗ることはできません。私は頭の中で考えられるだけの原因と対処を整理してから会社に電話をかけました。しかし、それらの対策も次々と打ち砕かれていき、私は何度も電話を切っては考えて、折り返し電話をまたかけてはまた切って・・・、ということを繰り替えしていました。時計は既に0:20過ぎ。無事に家のベッドで眠りに就くにはそろそろリミットです。私は祈るような気持ちで何度目かの電話を会社にかけます。電話の向こうでカタカタとキーを打つ音が聞こえます。そしてコンパイルして動作確認。・・・一瞬の間があきます。うまくいってくれと本気で思いました。そして、・・・「あっ、動いた!」、その声が聞こえた瞬間、私の心はどっと安堵に満ちました。時刻は0:30。あと少しでまた電車に乗って渋谷にリターンしなければならない瀬戸際でした。危なかったです。久々に本気で動揺していた自分がいたことにその時初めて気がつきました。いや~、システム開発者たるもの、会社を出ても油断をしてはならないのですね・・・。

2002年1月28日月曜日

尚永ギター合奏団演奏会所感

 さてさて先週は北海道に行ってきましたが、今週はまたも京都に行ってきました。そろそろ金もピンチです(爆)。が、今日はナオエ先生の合奏団の演奏会、とりあえずたっちーや聖帝他、馴染みの者達が居並ぶ大舞台である以上、行かないわけにはいきますまい。そんなこんなで行ってきました。今年の合奏団は、私の私的な見解にしても周囲の評価を聞くも、正直少々レベルが落ちた感があるのは否めませんでしたが、まぁあの合奏団は今が丁度転換期ですからね。これまで先生を中心として年輩の方が核となって学生がちょっとお手伝いといった感じだったのが、今度はもっと若い世代が演奏の核となっていかなければならない、そのシフトチェンジの直中ですから、まぁある一時的にある程度落ちてしまうのもいたしかたないことでしょう。

 私が今回特に気になったのは編曲と楽器構成のアンバランスさ。あの合奏団では基本的にアルトやソプラノがメロディーを弾いているのですが、どうもその使い方ってイマイチなような気がするんですよね。アルトやソプラノは音域が高く、オーケストラとギタオケを対比させるなら音域的にはバイオリンに位置します。が、だからといってギタオケ内でのアルトやソプラノの働きはそのままバイオリンかと言えば決してそうではないと思うのです。というのは、アルトやソプラノはプライムと比べるとどうしても音が細いしキンキンしやすい。そして深みも出しにくい。そんな彼らがメロディーを弾いていると、どうしてもか細く説得力にも迫力にも欠けるように思われてしまうのです。『ブランデンブルグ協奏曲』のような全パートが対等に渡り合う曲ならアルトやソプラノは正確にオーケストラでいうところのバイオリン的な働きをすることができるしそれが正解だとは思うのですが、ポピュラー系の曲でアルトやソプラノがメロディーを弾いてると頼りないことこの上ない。ポピュラー系はおとなしくプライムに主旋律はまかせて、アルトやソプラノは高音のオブリガードや伴奏音に回ってもらうのが基本的に一番いいような気もしました。そして、何より楽器種類使い過ぎ!人数が16人しかいないのにたくさん楽器使ってパートわけしちゃうもんだから、ひとつひとつのパートのダイナミクスが極端に小さい。テュッティの部分はいいにしても、パートが減ると一気にしょぼく聴こえてしまうのです。特にトレモロとか。そしてトレモロの使いどころも問題です。弦楽四重奏とか、原曲でバイオリンやビオラなんかが弓引っ張って音を伸ばしているところは問答無用でトレモロでつないでいたようですが、それもどうかと・・・。トレモロは確かにギターにおいてロングトーンを持続中にダイナミクスを変えていけるほとんど唯一の手法ですが、バイオリン等のロングトーンとは明らかに性質が違う。ロングトーンだからって無理矢理トレモロで伸ばしていっても、それが逆に曲の中で浮いてしまうというのはありがちな話です。そして、全体的に曲をクラシック的というか、上品にこじんまりとまとめすぎのようにも思いました。ギターってのは確かに繊細かつ上品な一面も持っていて、クラシックではむしろそっちが全面に出てきやすい傾向はあるのですが、個人的にはギターってのは本質的にもっと粗野で、ある意味むき出しな情熱を持った楽器のように思うんですよね。その典型がフラメンコでしょうか。ギターは、特に合奏なら何もあそこまで綺麗にまとめようとすることはない、もっとダイナミックにガチンコ勝負でいってみてもいいんじゃないでしょうか。まぁまぁこれらも別に編曲のプロというわけでもない私が勝手に感じたことではありますが・・・。

 とりあえず今日一番頑張っていたのは私の目から見てバスですね。胃痛持ちの俺の後継C技に昔やんちゃした現福祉員さん、お疲れさまでした。プライムはちょっと他と比べて弱かったですね。たっちー、もっとしっかり音出しや(笑)。最後コーヒールンバ、やけにハッスルする先生のコードカッティングは熱かったです・・・。さてさて、合奏団の皆さん、お疲れさまでした。次は先生の人生の記念日となるであろう演奏会、頑張ってもり立てていってください。

2002年1月24日木曜日

ふう、

 今日になってやっとクソ忙しい時期にも終わりの目処が見え始め、ちょっとばかり安堵気味の私です。いや~、新年早々納品で、しかも納品前は年末年始の休みがかぶって追い込みのはずがスッポリ穴があき、おかげでかなりシュールな工程を開幕から今まで続けざるを得ませんでした。そろそろ多少の落ち着きは見せてきたようなので、少しずつ帰りも早くなってくれることでしょう。トラブルさえ起こらなければ・・・。

2002年1月22日火曜日

北海道より帰還

 さてさて北海道より無事帰ってきました。やはり北海道の雪は新潟のそれとは比べ物にならないくらい軽くてさらりとした文字どおりのパウダースノー。そんな中念願のカービングスキーを新たな武器に、『シュプールを描く最速スキーヤー』としての地位を確固たるものとしてきました。他にも色々と楽しい出来事は満載で、語りたい気持ちもマンマンなのですが、如何せんこのクソ修羅場な時期に容赦なく有給をとって旅に出てしまったため、今日などいきなり渋谷発0時3分の電車での帰宅とかなりシュールな目に遭ってしまっていますので、詳細はまた後日ということにさせていただきます。

2002年1月16日水曜日

壊れかけの忙しさ

 おおや~!相変わらず会社に行った日の内に家に帰ることのできないシュールな日々は続いています。しかも風邪までひいてしまって、激しく咳き込みながらキーボードを叩く毎日。しかもこんな状態なのに今週末は会社の先輩方と二泊三日で北海道へスキー旅行。いや、疲れてるゆーねん、休ませろって。まぁまぁ来週中には今の仕事にもカタをつけてみせましょう?

2002年1月14日月曜日

三タテ

 私に三連休という言葉はありません。昨日も今日も、そして明日も、火曜日に納品の仕事に向けて出社です。う~ん、風邪ひいたみたいだし体調悪いし休みたいんだけどな・・・。

2002年1月12日土曜日

やれやれな

 限界バトル、続行中!明日も明日とて会社です。ああ、どうか私に平穏をください・・・。

 そうそう、たっちーが法律事務所に内定をもらったそうですね。おめでとうございます。わざわざハイテンションな電話をありがとうよ(会社で受けた)。

2002年1月10日木曜日

多忙

 来週頭に納品の仕事のため、新年早々フルスロットルな限界バトルを展開しています。昨日も今日も午前様。なかなか因果な仕事ですな。ツッコミどころ満載なBBSのネタに、今はツッコむ気力もなく・・・。あ~もう、三連休なんて何処の国の話だよっ!?

2002年1月7日月曜日

休みが明ける憂鬱

 う~む、明日から仕事か・・・。そう思うと何だか微妙に憂鬱な日曜日の暮れでした。

2002年1月6日日曜日

戦争の夢

 久しぶりに妙に熱く、そして記憶に残る夢を見ました。舞台は私の小・中学校(校舎は違えど同じ敷地でグランドやプールを共有していた)。状況は何だかわからないのですが戦争です。中学校の校舎には北欧系の白人やらアメリカ人やらが陣取っており、お馴染みのアメリカンアーミーな軍服に兵器で彷徨っています。そしてそのグランドを挟んで向いには、現実には存在しない古いコンクリの、中学の校舎より高い建物があってそこには明らかにイスラム系の軍人達(軍人とはいえ概ねビンラディンのような格好をしている)が陣取って闘っていました。

 私はそのイスラム(?)側の兵士として北欧連合(?)と闘っているのですが、その戦闘シーンがやけにリアルで、私が建物の床下(?)で敵方の機銃掃射を爆風を受けながら回避しつつ自動小銃をぶっ放していると、そこにグランドを走って突っ込んできたアメリカ(?)兵が手榴弾を投げ込んできて建物の床が崩れてそれに巻き込まれたたり(そしてここで突然場面が変わる)、今度は我が陣の建物の屋上で中学校の校舎の前に並んでいる敵方のミサイル兵器を破壊すべくライフルを構えていたり。しかし当然その屋上にも敵の攻撃は届くわけで、弾の嵐の中一人また一人と仲間が倒されていくのです。そして「これはヤバイ」という時に、私がいた屋上に新しい兵器の入ったケースが届けられます。中をあけると、それはちょっと大き目の懐中電灯に引き金を付けたようななんともよくわからないものなのです。既に敵の攻撃も激しく、危機も相当なレベルにまで達していた私は「とりあえず引き金があるならそれ引きゃなんかでるだろう」とその得体のしれない兵器を手に取り、敵陣に銃口を向けます。校舎の前に並んだ敵のミサイル舞台の横では、何故だかわかりませんがVo.とGt.、Ba.、Drの四人編成のロックバンドが混乱を煽るかのような激しい音楽を演奏しています。私は本来二階建て木造校舎だったはずの中学校舎に、北欧連合(?)が増築したと思われる三階の部分に向けて引き金を弾きました。すると、懐中電灯の電球の部分から、小さな弾がヒュルルルル・・・と飛んでいき、なんと着弾した瞬間に大爆発、その三階の部分を一発で炎上させ、挙げ句の果てには校舎の向こう側まで吹っ飛ばしてしまったのです。こりゃ凄ぇと思った私は、次に何故か調子よく演奏しているロックバンドを吹っ飛ばし、ミサイル部隊を吹っ飛ばし・・・、としていたところで目が醒めました。いや~、何だったのでしょうこの夢は?

2002年1月5日土曜日

新潟からただいま

 年末年始の帰省を終え、只今横浜の方に帰ってまいりました。まぁ今回の帰省は「休養」がテーマだったので、飲み会も一回だけと私にしてはびっくりするくらい穏やかな日程で五泊六日の行程を終えてきました。

 とはいえ二日にあった飲み会、いつものように五時に新潟駅万代口集合(と言いつついつも何故か駅の横のゲーセンに皆集まる)で始まり、ボーリング~飲み~カラオケ(限りなくオールに近い)~某I氏(ある分野において俺の師匠)邸と続く「遊びの耐久レース」となったわけなのですが、如何せんこの日は雪が凄まじく、五分歩いただけでいつもの黒のロングコートも真っ白に染まり、髪もいかした(?)銀髪に変わり、眼鏡には雪が積もって下手すりゃ凍りつきかけるという恐ろしく新潟の冬な厳しい寒さが身に染みる状況でした。とはいえ一旦移動が終わって屋内に入ってしまえば寒さなど気になるはずもなく、相も変わらず熱い新年の儀が執り行われていたわけです。結局朝四時過ぎまで歌ってたしなぁ・・・。まぁ今こうして下宿に帰ってきて、妙な静かさが寂しくも感じるくらいですね。

 果たしてこの新年の儀、一体いつまで続くことなのでしょう?我々の歳が追い付かなくなるのが先か、あるいは状況が追い付かなくなるのが先か・・・?それとも皆いい年になっても性懲りもなくこの新年の儀はこんなペースで執り行われてしまうのでしょうか?う~ん、まぁありえないとも言い切れないですね(笑)。

2002年1月2日水曜日

賀正

 さてさて新世紀最初の年も明け、何とも中途半端な新世紀二年目の年が始まりました。何はともあれ皆さん明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。昨年は私もとうとう大学を卒業し、否応無しに社会という舞台に立たされることとなりました。とりあえず出てみた社会というところの感想は、「厳しいのはそりゃまぁ予想してたし当然だけど、変なところでやけに適当なのはこれでいいのか!?」って感じですね。まぁまぁ学生という立場ではよくも悪くも自分が頑張れば大抵の事はある程度どうにかなったりしますが、社会人というのはどんなに頑張っても報われない一面もあり、また逆にやけに報われているような一面もあり、あるいはどうにも頑張ることすらできない、というか俺が頑張ってどうにかなる問題じゃないような(苦笑)場面・状況もまたありで、色々な意味で勝手が違いますね。とりあえず今年の目標は「世に擦れず、日和らず迎合もせず、且つ立派な一社会人になる」です。それとできればまた藤井敬吾先生のところにも隔月ペースでいいから習いに行きたいですねぇ・・・。まぁそんなこんだで今年も頑張って行きたいと思います。

 さてさて、私は今新潟に帰ってきているのですが、帰ってくるなり近年では珍しく我が家近辺に既に積もっている雪にびっくり(例年は一月末から二月がピーク)。新幹線を降りた瞬間の凍りつく冷気に「やっぱ新潟寒いよ。っていうかこの空気、新潟だよ・・・」と久々の冬の洗礼を受けていました。いや~、今も何げに結構雪が降っているのですが、明日の夜は高校時代の仲間と飲み会(十中八九徹夜)なんですよね・・・。あまり寒いと厳しいなぁ・・・。