2002年2月12日火曜日

『指輪物語』発見

 ここのところ三週間程、ひたすら私の心をつかんで離さない物語がありました。それはトールキンの『指輪物語』。HR/HMマニアの中では一際有名な(笑)、ファンタジー文学の金字塔です。二年程前、この『指輪物語』の序章でありトールキンの名を世界に知らしめた名作『ホビット~往きて還りし物語~』の方は新訳が発売され、私は生協にその本が並んでいるのを見た瞬間に購入して面白く読んでいたのです。で、『指輪物語』もずっと読みたい読みたいとは思っていたものの、事実上ずっと絶版状態でまったく手に入らずに今に至っていたのです。が、世は『ハリーポッター』のおかげで空前のファンタジーブーム。そこに目を付けたハリウッドが総力を上げて(半ば突然)『指輪物語』の映画化を始めたのです。そのあおりを受けてか受けないでか、今年に入ってから突然街の本屋にも『指輪物語』が文庫・ハードカバーともに並んで大量に平積みにされるようになったのです。私が『指輪物語』が売られているのを初めて目にしたのは北海道からの帰り、千歳空港内の本屋でしたが、とりあえずそこで第一部の上の1・2を買い、帰ってから会社の近くの本屋で第一部の下の1・2を買い、その週末に日吉の本屋で第二部の上下三冊を買い・・・、と暇を見て読むペースに合わせて第一部から第三部まで総計九冊を購入、ついさっき読破したところなのです。

 いや~、面白かったですよ。きっと『ハリーポッター』よりずっと面白いに違いない。『ハリーポッター』読んでないけど・・・。まぁまぁこれから読もうという人のため、敢えて細かな内容については触れませんが、一つだけ忠告するなら『指輪物語』を読む前にまず『ホビット』を読むべきでしょう。でないと色々な情報の意味がよくわからなかったりするかもしれません。一応『指輪物語』だけ読んでもわかるようにはなっているのですが、『ホビット』を先に読んでおいた方がはるかに面白いでしょう。さぁ、これで明日から多少は仕事に集中できるかな(これまで続きが気になってもうひとつ集中できてなかった・・・)?

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