2002年10月6日日曜日

56時間耐久納品

 先週のことです。とうとう私の仕事の限界バトルも極限の域に達してしまいました。そう、怒涛の二日連チャン徹夜、56時間耐久納品大会です。いや~、大変でした。二日半56時間の間、断続的に落ちてしまっていた数十分しか睡眠を取らず、しかも一徹目以降はどういうわけか飯もほとんど食わず、当然風呂など入れるわけもなく、最後は「九時がリミットだ!」と電話の時報をスピーカで鳴らし、「8時57分、30秒をお知らせします」などと聞こえてくる機械的なおねーさまの声に追いたてられるような形でキーボードを叩き続けていました。いや~、しんどかった・・・。

 人間やはり二徹はできるようにはできていません。もう50時間を超えた辺りになると頭もボケてきて思考回路が焼き切れてくるし、ちょっと気を抜こうものならそのまま気絶するように眠りに落ちていってしまいそうな勢いです。しかも別に気を抜いていなくても突然視界がスッと斜めにぶれて真っ白になり、文字通り天国への階段が見えたりします。いや~、ヤクいらねぇな、ありゃあ・・・(笑)。最後なんて、今回はLinuxで納品だったのですが、emacs(メモ帳やsimple textのようなもの)で設定ファイルを編集していて、「よし、O.K.!」と思ってctrl-x-sを押して文書を保存した後、「writing...」と画面に出ているのを見た瞬間に意識を失い、保存はしたもののemacsを終了させる気力もないまま力尽きて、キーボードに指をおいたまま30分近く飛んでしまっていました。ありゃあやばかったですねぇ・・・。途中から左手なんて腱鞘炎にやられて力が入らずに震えてましたし、久しぶりに人間の限界を知った気分です(苦笑)。その後私は家に帰り、まずは風呂に入るわけですが、その後二徹目以後まともに飯を食っていないことに気がついた私は「食わなきゃ回復もせんな」と、半ば無理矢理ラーメンを食いに行ったとのことです。待ってる時も気を抜いたらそのままカウンターで爆睡してしまいそうで、文字通り血眼でラーメンが来るのを待っていましたとさ・・・。そして次の日(金曜日)も普通に朝10時から出勤なわけですが、もはや「昨日」という言葉が何処を指すのか、そもそも今日が何曜日なのか、とにかく時間の概念がぶっ壊れてしまっていました。そらそうだ・・・。

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