しかし、捨てるとか売るとかでなく実家に送るという軽めの選択肢にも関わらず、手放す本の選択は意外に難しいのです。まずいつ読み返したくなるかわからない本当にお気に入りの本(村上春樹の大部分やカポーティ等がこれに当たる)はとっておきたいですし、いつか日記に使う予定のネタ本(イタロ・カルヴィーノの『冬の夜ひとりの旅人が』やフォルケルの『バッハ小伝』等)も手元になければ話になりません。その他心理学系の本はものを書く時に参考にする可能性が高いですし、そういった資料性の高い本(薬物・毒物関係や法医昆虫学の数少ない読み物『死体につく虫が犯人を告げる』等)も手元に置いておかないといけません。『術語集』や『悪魔の辞典』等も同様です。
・・・一向に整理が進みません・・・。
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