2003年10月26日日曜日

本棚の整理

 会社から帰ってきて米を電子ジャーにかけて一息ついたら、突然「うん、本棚を整理しよう」と思い立ちました。何度か日記でも書きましたが、もう最近は本棚が一杯で床に何列かの本が層を成して積み上げられている状態です。当然、本当に「整理」しただけでは入り切りません。只でさえ本棚の中もきれいに並べられている本と仕切り板の間に、さらに本が詰め込まれているような状態なのです。ので、とりあえず今手元に置いておきたいものとそうでないものに分けて、当面いらないものは実家に送ってしまおうと思い立ちました。実家の私の部屋の本棚は、確かまだ結構余裕があったはずです。そう思いついた私は、「まずは文庫・新書辺りからかな」と本棚からそれらを引っ張りだして選定を始めました。

 しかし、捨てるとか売るとかでなく実家に送るという軽めの選択肢にも関わらず、手放す本の選択は意外に難しいのです。まずいつ読み返したくなるかわからない本当にお気に入りの本(村上春樹の大部分やカポーティ等がこれに当たる)はとっておきたいですし、いつか日記に使う予定のネタ本(イタロ・カルヴィーノの『冬の夜ひとりの旅人が』やフォルケルの『バッハ小伝』等)も手元になければ話になりません。その他心理学系の本はものを書く時に参考にする可能性が高いですし、そういった資料性の高い本(薬物・毒物関係や法医昆虫学の数少ない読み物『死体につく虫が犯人を告げる』等)も手元に置いておかないといけません。『術語集』『悪魔の辞典』等も同様です。

 ・・・一向に整理が進みません・・・。

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