2004年12月17日金曜日

もうダメかと思った・・・

 いやいや冗談抜きに本当に倒れかけました。一昨日のことです。昼食を取り、渋谷駅で名古屋出張のチケットを取った直後のことでした。

 みどりの窓口を出た直後、私は突如激しい吐き気に襲われます。それもすぐにでもその場で嘔吐してしまいそうな強烈な吐き気です。同時にサーッと渋谷の雑踏が遠くなっていき、耳に音がまったく聞こえなくなります。さらには視界も急に狭くなり、周囲も見えなくなりもしたし、どうにか見える前方も薄くノイズがかかったようで暗くぼやけています。そのあまりの急激な体調変動に「やばい、これはもう歩けない」と思った私は、その場でうずくまってしまいたいのをこらえつつどうにか駅のトイレに入ります。最後の気力を振り絞ってドアを閉めた私は、そのまま崩れるように倒れ込んでしばらく動けませんでした。猛烈な吐き気と目眩との闘いです。凄まじい量の冷や汗が出て、シャツや額が濡れていきます。そうして10分かそのくらいでしょうか、そのままトイレでうずくまっていると、やっと私の耳に渋谷の雑踏が少しずつ聞こえるようになってきました。少しずつ吐き気も治まってきて、なんとか歩けるくらいまで回復した私はふらふらと会社に帰り、後輩に栄養ドリンクを買ってきてもらって、まったく回らない頭で「顔が白い」とか言われつつもその後の打ち合わせをどうにかこなしたとのことです。ちなみに具合が急激に悪くなった際、まったく余裕がなくなっていた私は一番近くに目についた車椅子用のトイレに入ってしまったのですが、如何せんこっちは本当に緊急事態だったのです。まぁまぁきっと許してもらえるでしょう(?)。そしてそのまま次の日の朝五時にメンテナンス作業をこなし、今日まで泊まりがけで名古屋に出張していました。名古屋に行くまでは結構しんどかったというのが正直なところですが、今回はまったく観光もせずに仕事が終わったら食事だけしてすぐにホテルで眠ったので、むしろ普段よりたくさん眠って回復したとのことです。やれやれ、まいりました。

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