2006年4月8日土曜日

ソルの『幻想曲op30』を探して

 何だか知らないが今朝九時出社の満員電車に乗っている時から、ソルの『幻想曲op30』が頭の中を回っています。あのイ短調の冷たく愁いを帯びた主題がそりゃもうエンドレスです。家に帰ってからこの曲が入っているCDを探したのですが、いや意外と持ってないものです。ブリームの演奏のは持ってますが、実はこの演奏あまり好きじゃないのです。確か「他に誰かこの曲弾いてるの持ってたよなぁ」と思ってクラシックギターのCDを片っ端からひっくり返してガサガサと探すのですが、いやいや意外とないものです。とはいえすぐにブリームの『幻想曲op30』を聴くのも何となくシャクだったので(何でだ!?)、とりあえず冷たくサラッとした古典期スペインが聴きたいというわけで村治佳織の弾くアグアドの『序奏とロンド』を聴きながらAmazonでCD探してました。

 思えばこの曲を初めて(意識して)聴いたのは大阪シンフォニーホールでの村治佳織のコンサート。あの時以来ソルの曲では数少ないお気に入りの1つのこの曲ですが、なかなか録音が見つからないのです。コンサートで弾いていた村治佳織も録音では残していないし、福田進一の2枚のソル作品集にも入ってない。セルシェルが録音しているようですが、・・・品切れです。とりあえずは諦めてブリームの演奏を聴くことにします。誰かソルの『幻想曲op30』のいい演奏が聴けるCD知りませんか?

0 件のコメント:

コメントを投稿