2006年8月28日月曜日

金魚がウチにやってきた

ウチに来た金魚達
 ウチでも金魚を飼うことにしました。小さい頃は喘息だった私は犬や猫を飼うことができず、それでも生き物が好きだったのでずっと金魚や熱帯魚を飼っていたのですが、一人暮らしを始めてからはなかなかそこまで世話する余裕もなかったので飼っていなかったのです。まぁもう世話するのも一人ではないしということで、とうとう念願の金魚がウチにやってまいりました。写真は水槽の様子です。

 土曜のうちに水槽に砂利にフィルター、水質調整剤などを買い込み、水槽に水を張って水草も植えて、後は魚を入れるだけという状態にして一晩待ちます。これは新しい水槽の水質を安定させるために必要な過程でなのです。いくら最近のバクテリア剤がよくできているとはいえ、水槽もフィルターも砂利も新品の環境では水質を保全・維持してくれるバクテリアがまったくいませんし、水質調整剤を入れたとしても水道水のPHや硬度が安定するのには少し時間がかかります。そこにいきなり魚を入れたのでは輸送のショックに不安定な環境が重なり、非常に死亡率が高いのです。ですので、最低でも前日には水槽はセットアップして慣らしておいた方がよいのです。理想をいえば、もう少し慣らし期間は長い方がいいのですが。

 そして満を持して今日は金魚を飼ってきました。今回入ったのは体の白地がかすかに桜色に透けているのが綺麗な桜琉金、赤の発色も尾ひれの形もなかなかいいけど血統的には雑種なMIX琉金、錦模様が独特ならんちゅう江戸錦、そして金魚では唯一地色に青味が入っている青文金(青と言っても鮮やかな青ではなく、黒がかすかに青味がかっているという程度ですが)です。食欲おう盛な桜琉金にはぐれ者のMIX琉金、乱暴者のらんちゅうにのんびり屋さんの青文金と、早くもそれぞれ個性ある性格が出てきていて、なかなか楽しませてくれます。これからコイツらに癒されながら世話をしていこうと思います。


2006年8月22日火曜日

続・熱闘!甲子園

 15回延長引分再試合の甲子園決勝、今日も素晴らしい試合だったようです。私はまんまと録画を忘れ(泣)、昼食を取りながら店のテレビで5回6回を観ただけだったのですが、両チームの緊張感と疲労と意地が伝わってくる好ゲームでした。しかし連投続きにも関わらず9回の最後の打者まで147kmの速球で迎え撃てる斎藤投手は凄い。一体彼の体力・精神力はどこまであるのでしょうか?しかし9回最後に2点を返し、1点差まで追いすがってきた駒大苫小牧の執念も凄かった。この激戦の最後がお互いマウンドを守り続けてきた両エース、斎藤投手と田中投手の対決で幕を下ろしたというのも実にドラマチックで運命的な展開でした。最後田中投手を三振に切って落とし、整列に向かう際の斎藤投手の涙は最後まで何かをなし得た者だけが感じられる至福の涙だったことでしょう。ダイジェストで観てるこっちまで泣けてきました。生で観てたら危なかったかもしれません。クールな表情の裏の熱い魂で感動させてくれた斎藤投手、そして素晴らしい試合を見せてくれた早稲田実業と駒大苫小牧両校の選手・監督にありがとうと伝えたい気持ちです。


2006年8月21日月曜日

熱闘!甲子園

 公約通りTVで観てました、甲子園の決勝 駒大苫小牧VS早稲田実業。結果は皆さんもご存知の通り延長15回の末に両者譲らず引き分け再試合なわけですが、いやー、実に緊張感のある素晴らしい試合でした。駒大苫小牧の田中投手と早稲田実業の斎藤投手、両エースの投げ合い。お互い一歩も譲らない気迫のぶつかり合いは甲子園ならではの熱さがあります。「こういう投手戦は大体ただ一振りだけで明暗が分かれることが多いからなー」とずっと思っていた私は8回に斎藤投手がホームランを打たれた時に「ああ、これは決まったか」と思ったものですが、しっかり早稲田実業もその裏に3番・4番の活躍で同点に返し、そのまま延長に突入。その後もお互いに満塁のピンチを迎えるも乗り切り、結局1対1で引き分けに終わりました。

 それにしても凄いのは早稲田実業の斎藤投手。甲子園をずっと一人で投げ抜いてきた上に、今日も当然のように連投で先発、そして延長15回を一人で1失点16三振で完投。早稲田実業を支える文字通り不動のエースです。マスコミは『クールな豪腕』というコピーで紹介しているようですが、地方予選決勝の日大三高戦から見ていると彼のここ一番での勝負魂は全然クールどころじゃない。ピンチになればなるほど気迫が増し、ここ一番を140km台後半の速球と切れ味鋭いスライダーで片っ端から打者を三振に切って落とす姿は修羅のようです。本当に、ピンチの時にはほぼ必ずもの凄い球で打者を三振に取ってしまうのです。凄まじく強いハートを持っています。確かに表情は大抵涼やかですが、根は恐ろしく負けず嫌いなのでしょう。今日も最後延長15回、2死を取った後迎えた駒大苫小牧4番の本間選手を相手に170球を投げてきた斎藤投手が立て続けに140km後半の速球を5つも投げ込むのです。ここまで連投してきて、延長15回を投げた投手がまだ147kmの速球を投げるのです。凄まじい体力と気力ですよ。そして本間選手を最後フォークで三振に切って落とした際のガッツポーズ。珍しく気迫を表に出したそのシーンに背筋がゾクッとしたものです。凄い。凄まじい精神力です。

 明日午後13時からの再試合、仕事がある私は生で観ることができないのが非常に残念です。連投の疲れに、後ろに控える投手の有無など、斎藤投手、ひいては早稲田実業には不利な条件が揃っている再試合、できればこの試合中にケリを付けたかったというのが早稲田実業側の本音でしょう。今日の疲れは当然明日にも大きく影を落とすことと思いますが、それでも斎藤投手はやはり先発で投げてくるでしょう。逆境に負けず、是非優勝旗を手にしてもらいたいものです。たまたま東京MXテレビで早稲田実業VS日大三高の激戦を観て以来、早稲田実業は応援しているのです。

 ・・・しかしおかげで、甲子園を観ながら少しずつリハビリを始めようと思っていた仕事はまったく進まず、中継が終わってから本格的に始めるハメになったとのことです(苦笑)。


2006年8月20日日曜日

長旅を終えて

眼鏡橋
 長旅を終えて、本日夜に無事日吉に帰ってきました。新潟の実家への2泊の帰省に始まり、高岡を経由して京都で1泊、その後佐賀にて2泊、最後に長崎にて2泊。計7泊8日の日本半周の旅でした。とはいえまぁ新潟と佐賀は私と妻のそれぞれの実家に泊まらせてもらっていたので、その意味ではまだ楽な旅行ではあったのですが。写真は本日昼頃に訪れた長崎の眼鏡橋です。PHSのカメラにしてはよく撮れてると思いませんか?

 京都以降の後半戦は、佐賀にて妻の実家に泊めていただき、とっておきの焼酎『百年の孤独』など飲ませていただいてご機嫌になった後は近くであったごくごく小さな花火大会を観に行くところから始まりました。

 そして次の日は博多まで私の両親を迎えに行き、妻と私と両の両親と6人で佐賀市内観光。大隈重信記念館や佐賀城本丸記念館などを見て回り、佐賀神社記念館にて妻の父方の親戚一同の集まりに参加させていただいて親戚挨拶。なかなか、緊張しましたがこれもまた滅多にない機会なので、遠くてなかなかお会いできない親戚の皆さんにご挨拶できたのはよかったのかなと思います。

 翌日は有田に焼物を見に行き、深川製磁や香蘭社といった有田焼の有名どころを回ってみます。焼物に興味がある両親はなかなかご満悦の様子で、私は両祖父母に贈るプレゼントを何にするのかを狩りのように(爆)探し続けていましたとさ。しかし有田は街全体に落ち着いた日本的な空気が感じられる、素朴で静かなよい雰囲気の街です。その後は福岡空港から新潟に帰る両親を大和インターまで送った後、私と妻は佐賀駅より特急かもめにのって一路長崎まで。次の日台風が来るとのことなので、時間は遅くなっていたにも関わらず、夜21時までやっていたグラバー園を観に行きましたとさ。坂の多い長崎の中心近くで非常に高い標高に位置するグラバー園は、長崎の景観を眺めるのに絶好のスポット。長崎港の向こうに沈む夕陽や、その後に拓けてくる長崎の夜景は非常に素晴らしいものがありました。個人的には横浜や神戸の夜景よりこの長崎の夜景の方が好きですね。横浜は光は華やかだけど意外に平面的な光の分布だし、神戸は割と綺麗に見える範囲が狭い。でも長崎は周りを囲む山の中腹辺りまでひたすら光があるので、上も下も光に包まれて全体的に隙がないのです。基本的に民家の灯がほとんどなので、札幌の夜景のようにすすき野のネオンがあまりに毒々しくて目に痛いというようなこともなく、非常に素晴らしい景色でした。長崎、いいです。

 翌日は台風のためほとんど動けず、大雨強風の中無理矢理ドンドン坂と大浦天主堂は回ってきたのですがまんまとずぶ濡れになってしまい、タクシーの運転手さんに「チャンポンならここが一番おいしい」と教えてもらった中華街の外れの永盛楼でチャンポンを食べた後はホテルに戻って夜までおとなしくじっとしてましたとさ。そして夜には雲龍亭の一口餃子で食事を済ませ、あらかじめガイドブックで見つけておいたモルトの品揃えが素晴らしいバーでボトラーズもののモルトをちょいといただいた後、敢えて長崎でカラオケに繰り出し、長崎の2泊目は暮れていったとのことです。

 最終日である本日はまずオランダ坂をひたすら登り、みさき道を降りて思案橋まで歩き、そこから路面電車に乗って一路眼鏡橋へ。ご覧のように洋風の石橋がしだれ柳が美しい日本的な川にかかるその風景は、異国情緒溢れる長崎ならではの風情ある景色。他にも味のある石橋がかかるこの一帯は、観光客がちと多いのはタマに傷ですが(まぁ自分もその観光客の一人だったわけですが)非常に素晴らしいところです。そして最後に長崎港で海を眺めて、お土産を買って佐賀に帰り、妻の実家に挨拶だけして佐賀空港より羽田に帰ってきたとのことです。いつものように羽田空港から日吉への直行バスに乗り、バスからのみなとみらいの夜景を眺めながら今回の長旅の余韻に浸っていましたとさ。

 以上、行程があまりに長いのでやや走り書き気味ですが、私の夏休みでした。明日は甲子園の決勝を楽しみに最後の休日を過ごすとしましょう。






2006年8月15日火曜日

夏休み大移動

 仕事が忙しすぎるこの8月、何とか無理矢理区切りをつけて、今は12日より夏休みに入っています。今回は本来17日までの会社の休みに、18日は会社が全社員に「有給取得推奨日」ということで全社員(半強制)有給休暇。いつにないオフィシャル9連休が実現しました。とはいえこの夏休み、私は手放しで休養できるわけではありません。結婚して初の夏休み、お互いの実家に挨拶回りです。

 12日に新潟の私の実家に帰省。本日14日には新潟より京都に出てきました。河原町阪急百貨店の飲食店街でしゃぶしゃぶ食べ放題を堪能した後は夜の八坂神社を参拝し、以外に人も少なく雰囲気がよいのにびっくりした後は祇園のせせらぎの道など散歩をし、短いながらも京都を堪能。明日は妻の実家の佐賀に向かいます。そして16日に博多で私の両親と合流した後、改めて両親共々妻の実家にご挨拶に向かいます。そして17日夕方に長崎に向かい、長崎で2泊。これは個人的な小旅行です(笑)。そして19日夜に佐賀空港より羽田に帰って、20日は一日ゆっくり休んで21日に社会復帰の予定です。

 冷静に考えると横浜→新潟→京都→佐賀(博多経由)→長崎→横浜と、軽く日本半周くらいしてます(苦笑)。こりゃあ移動が大変だ・・・。

2006年8月6日日曜日

メガネ女子

 今日のNIKKEIプラス1に、メガネ女子というタイトルで最近の女性の間でのメガネブームのことが取り上げられていた。その記事を妻は読んだらしい。その中で渋谷に拠点を持つ低価格メガネ店『ゾフ』が紹介されていた。当然のように、渋谷にも店舗がある。マークシティの中だ。皆様周知のように、私の職場は渋谷だ。そして今日は、月一回の会社で正式に決められている土曜出社日。とはいえ仕事の義務は一応午前中一杯で終わる。・・・夕方には妻はゾフで買った新しいメガネをかけてホクホクしていた。

 一応本人の言い訳を載せておくと、以前に新しいメガネがほしくてネットで検索したらゾフが出てきて、そのイヌのロゴを見てイヌ大好きの妻は「よし、ここでメガネを買おう」と心に決めていたらしい。・・・にしても、今日仕事が終わったらいきなりゾフに連れて行かれたのでは、やはりNIKKEIプラス1の影響を感じるなと言う方が無理というものだと思う。


2006年8月4日金曜日

無題

 目的のない希望は、生きのびることができない。

 この言葉を、あなたはどう受け取るか。
 そして私は、どう受け取るか。