2007年4月7日土曜日

深夜のFair Warning

 仕事が終わって家に帰り、晩飯も食べて風呂にも入って後はもう寝るだけになってから、久し振りにHR/HM系のCDが聴きたくなって、いくつか手に取ってかけてみた。もう深夜だ。ボリュームはかなり絞っている。主にBon JoviとFair Warning。前者は高校時代に、後者は浪人から大学2回生くらいまで非常にヘヴィローテーションでかけていた曲達だ。たまに聴いてみるとやはりカッコいい。久し振りに聴いた曲でも、好きだった曲達は意外な程今でも歌詞を覚えている。口の中でつぶやくようにして歌いながら(何しろ皆さんご存知の通り、私が本気で歌ったらえらいことになるので・・・)、体をリズムに合わせて動かしながら、それでも歌詞に耳をすませて聴いていた。歌詞。最近は歌のある曲でも声も純粋に楽器の一つとして聴いてしまい歌詞を意識しなくなっているので、歌詞なんて聴いたのは実に久し振りだ。

 本当ならバーボンのロックでも飲みながら、といきたかったのだが、意外にもウチにはあれだけスコッチがあるくせにバーボンが一本もないので、とりあえずパンチの効いたアイラのモルトを飲みながら聴いている。道に迷っている時や、前に進むパワーがほしい時には、ロックがいい。希望は湧かないかもしれないが、少し顔を上げられる。ロックというのは起源はともあれその本質は、反骨精神でもなければ気持ちよさでもない。それは道を探す精神だと思う。それは、迷いの中の音楽だと思う。

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