2007年6月4日月曜日

四十九日

 この週末は祖父の四十九日の法要のため新潟に帰省していた。金曜の深夜に帰宅し、今日の夕方に燕三条を出る、あまり落ち着いたとはいえない里帰りだった。まぁ、用事の内容からして当然といえば当然のことなのかもしれない。とはいえこれで、一旦は区切りがついたことになる。短いながらも色々と思うところもあった帰省なのだが、今回はセンチメンタルにも理屈っぽくにも前向きにも後ろ向きにもならず、一旦ここで指を止めよう。仕事が次の日に控えた深夜、焦って忙しなく物事を書きたい気分でもない。四十九日を終えると死者はこの世でもあの世でもない境界から、あの世の方へと渡って行くという。「いってらっしゃい」と言い、そしてまた、「いってきます」と言う。

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