ayum's note-あゆむの雑記帳
2019年3月15日金曜日
春の虚空
一人で店番をする。春の気まぐれな天気の隙間に出てきた晴れ。訪れるお客もない部屋を、エアコンの稼働音のザラっとしたホワイトノイズが包み込む。薄膜が張ったような空気の中で、何かを考え続けているような、考えるふりでただ時間が過ぎるのを待っているような。
視線を落とせ。視線を落とせ。向き合うべきものはもうわかっている。
視線を落とせ。視線を落とせ。向き合うべきものはもうわかっている。
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