2000年12月30日土曜日

金欠故に

 最近深刻な財政難に見舞われている私ですが、『フ◯ムエー』などで短期のバイトを探そうかななどとも思いつつ、微妙に楽して一獲千金の道を探していたりします。たとえば!深夜の祇園で酔っぱらった割腹よさそうなおじさまの前を狙い、『愛のロマンス』などを弾く。さすれば祇園で夜遊びするような方々のことです。運が良ければポンッと一万円札など出してくれるかもしれません。あるいは!深夜の祇園で酔っぱらった割腹よさそうなおじさまの前を狙い、『雪の降る街を』などを弾く。さすれば・・・(以下略)。・・・うまい話というのはないものです(爆)。ホームページ作成の仕事でも探そうかなぁ・・・?いや、やっぱ化学薬品の実験台とか放射性物質や有毒ガスの充満してるところでの作業とか、そういうある意味体は張っているが純粋な単純肉体労働とはまた違うという絶妙な仕事に手を出すとか・・・? 高いんですよね、そういうの。寿命縮める分には別に構わんしなぁ・・・。まぁ頑張って一獲千金を狙います。

2000年12月29日金曜日

ナオエギター合奏団裏忘年会

 今日は京大の聖帝や合奏団の意外性No.1M君、S氏、ジャンクスを迎えてナオエギター合奏団裏忘年会を我が家で決行していました。普段大人しそうなM君の意外な一面を見たり、怪しいBGMやら細かい話題やらで盛り上がったりと楽しい時間を過ごさせていただきました。合奏団も既に引退した私ですが、こういう形で一度つながった人達と輪を囲めるのは非常に嬉しいことです。現在午前三時。ジャンクス以外の皆さんは帰路につきました。またこうして集まる機会があるとよいなぁと思いつつ、私も眠りにつくことにします。ではおやすみなさい。

2000年12月23日土曜日

相性の悪い個人発表会

 今日は個人発表会。一昨年、昨年に続いてまたやられました(苦笑)。練習不足がたたってソロ、デュオともに轟沈。やはり私は個人発表会とは相性が悪いようです。満足に演奏したためしがない。まぁ今回は卒論に追われていたとはいえ・・・。まぁこの借りはフェアウェルで返します。『天使の死』を見事に弾き切ってみせましょう。独奏『天使の死』、重奏『アディオス・ノニーニョ』と『コルドバ』は気合入れていきますよ。畜生、みてやがれ!今日の借りは必ず返したるからな!そしてもちろん今日やった『来るべきもの』もこのまま終わるつもりはなく、何処かでまたちゃんと練習した上で発表してリベンジを図りたいと思います。さ~て、いつどこで弾くか・・・?

2000年12月22日金曜日

卒論も明け・・・、

 昨日で卒論も無事終了し、実は2年間を通じて初参加のゼミコンで先生と熱く音楽について語って帰ってきました。いや~、辛かったですね、卒論は。下回生の文学部の皆さん、卒論は早めに始めましょう。

 そして今日は飲み過ぎで重い胃を液キャベでごまかしつつ、朝イチでボックスに行ってギターを取ってすぐ西院へターンをかけ、久しぶりにギターのレッスン(それもダブルヘッダー)に行ってきたのでした。私が卒論に追われて日記の更新を滞らせている間も第二次藤井敬吾ショックなど色々なことがあったわけですが、今日はさすがに疲れているのでもう寝ます。また今度長々と書きましょう。おやすみなさい・・・。

2000年12月16日土曜日

日独文化交流-音楽を通じて

 昨日は卒論もヤバいというのに何故か関西ドイツ文化交流センターに行って先日クラギタに来襲したプロイショフさん他『ユーゲント・ムジツィールト2000ベルリン』各部門で受賞された方々の演奏会を聴いてきました。しかしあそこのホールはいいホールです。キャパはおそらく100人前後といったところでしょうが、音響効果がとてもしっかりしていて実に音が綺麗に響く。あそこでも一回弾いてみたいなと思いましたね。

 で、演奏の方ですが、プロイショフさんはトップに出てきてバッハの『リュート組曲第1番』の中から何曲か、そして先日我々の前でも弾いてくれたヴィラ=ロボスの『プレリュード第2番』、最後にクレンジャンスの『最後の日の夜明けに』を弾いてくれました。あそこのホールは異常に音が響くというのは演奏前からわかっていましたが、それにしてもまず彼女が出した1音目でやられましたね。音が無茶苦茶太くて艶があり、綺麗な上にデカイ。これがホールやギターのせいだけではないのはこの前研心館で私のギターを弾いた時に証明済み。凄かったです。音色は言葉にし難いのが口惜しいくらい素晴らしい音で弾いてました。そして『最後の日の夜明けに』は現代ギター社のウィンターセールのカタログが来た時から曲名がやけに気になっていて、試みにCDか譜面を買おうかどうしようか迷っていたのですが、ここで聴けたのはよかったです。この曲は『アッシャー・ワルツ』がエドガー・アラン・ポーの小説『アッシャ-家の崩壊』をモチーフとしているように誰かの(口頭で説明してたのですが名前を失念しました)小説がモチーフとなっていて、明日刑が執行される死刑囚が、最後の日の夜明けを待つという情景を描写した実に生々しい曲です。様々な特殊技法を用いて執行官がドアの前まで歩み寄ってくる足音やドアが開けられる音を音画的に表現し、美しくも実は『舞踏礼讃』に頻出するものと同じスケールを差し挟んだあやしい第2楽章へと流れ、最後にはギロチンで首を切られる様まで音で描き出すという凄まじい曲でした。あの曲には惚れましたね。収録されているアウセルのCD(この曲はアウセルに献呈されたもの)と譜面を注文する決意を固めました。素晴らしかったです。

 そして残りの2組はそれぞれピアノとホルンのデュオ、ピアノとバイオリンのデュオだったわけですが、プロイショフさんの次に出てきたピアノの人を見て「ああ、ゲルマン系だからって皆いかついってわけでもないんだな」と思いました(爆)。無茶苦茶細身の人で、眼鏡をかけた良家のお嬢様くさい人でしたね。この人演奏ももちろん凄いのですが、それ以上に驚いたのが譜めくり。速いパッセージが続く曲の中でも、その音符の一瞬の間隙をぬってビッ!と物凄い速さで正確に譜面をめくるのです。あれにはビックリしました。弾きながら一瞬でしかもあんなに正確に間違わずに譜面をめくれるものなのかと(笑)。やはり本場はその辺からして違うのかと思いきや、最後に出てきたピアノの人はちゃんと譜めくりの人がついてました。やはりあれはあの人の特技なのですね。ちょっとホッとしました。

 しかしトリで出てきたバイオリンとピアノのデュオ、最後にベートーベンの『バイオリンソナタ ニ長調 op.12-1』をやったのですが、あのベートーベンは凄かった。マジで最初のつかみからゾクッとしました。ベートーベンは大体において最初の出だしでキメてきますからねぇ・・・。しかしあの曲は同じデュオがやった他の曲と比べても明らかに完成度が違ってました。ピアノやバイオリンは専門外なので詳しくはわかりませんが、とにかく感動しましたね。

 しかしこのコンサート、私を含めクラギタが4人行った以外は身内と思われる客ばかりで、100人前後のキャパがある素晴らしいホールも席はガラガラ。まぁその分音は響きますし、半貸し切り状態なので気分はよかったのですが、しかしもったいない気がしますね。あれだけの演奏を・・・。しかも1,000円で聴けるのに(立命クラギタは)。今回は女性ばかり5人、15才から20才までという若手ばかりでまだ無名の演奏家ばかりでしたが、地方大会で12,000人集まるという『ユーゲント・ムジツィールト2000ベルリン』で各部門の頂点に立った演奏家です。しかもクラシックの本場ドイツのコンクールですよ。冷静に考えてみてください。国内のコンクールでプロのための登竜門と言われる九州ギターコンクールだって、あるいは東京国際だって12,000人は集まりません。それほど大規模なコンクールを本場ドイツで勝ち抜いてきた方々です。ギターのみならずピアノやバイオリンその他も私はプロの演奏を色々生で見てきましたが、ハッキリ言って下手なプロより彼女らはよほど素晴らしい演奏をしてました。そらその楽器の専門家に言わせれば色々あるのでしょうが(私もギターにはちょっと微妙にですが思うところはありましたし)、少なくとも一聴衆としてあそこまで感動したのは久しぶりでした。皆来たらよかったのに・・・。

 どうでもいいことですが、休憩時間にトイレに向かった私は、席に帰る途中演奏終了後のプロイショフさんと遭遇、いきなり話しかけられ戸惑ってしまいました(苦笑)。最初ドイツ語だったし・・・。「Thank you for your kindness」と微笑む彼女と握手を交わし、帰り際に私も「Thank you for your playing」とイマイチよくわからん英語を投げかけ帰ってきたのでした。やっぱソロ弾くと覚えられるわなぁ・・・。あの時来てた付き添いのお偉いさん達もいちいち声をかけてくださっていたし。日独文化交流も悪くないものだと思いました。向こうさんのレベルにこちらが明らかに追い付いてないのが悔やまれるところですが。何かこの交流は一回限りのものではないという噂も耳にしましたが、これからどういう形で続いていくのでしょう? せっかくの機会、少しでも自分の実になるようにしていきたいものですね。

2000年12月14日木曜日

潔癖症の掃除夫という命題について

 掃除夫が一人、駅の便所の床を掃除している。よくあるようなあおみどり色の制服と制帽に身を包み、灰色と白の髪が入り交じった中背で痩せた老人だ。私が見ているだけでもう30分、延々同じ所をひたすら磨き続けている。私は何かそこに特にしつこい汚れやシミか何かがあるのかと思って覗き込んでみるが、そこには何もない。やはり黒ずんだ石灰色のタイルが普通に並んでいるだけだ。私はその老人に訊ねる。「何故そこだけそんなに丁寧に磨くのですか?」と。老人は答える。「まだ汚れが落ちないからだ」と。その答えを聞き、私はもう一回老人が執拗に磨いている部分を覗き込んでみるが、やはりそこには特に汚れと思われるものはなく、むしろ他より表面が磨かれて灯を反射し輝いてすらいるタイルがあるのみだった。「もう充分綺麗になってると思いますがね」と私が言うと、その老人は「いや、まだまだだ。まだこんなに汚れている」と答える。そして私はまた聞き返す。

「いや、もう汚れと思えるものは何もないじゃないですか。どこがそんなに汚れているんです?」
「何もないように見えるか?ほら、こことこことここにこんなに汚れが残っている。こいつらがしつこい」
「でもそんなの誰も気にしませんよ。それに仮にそこを綺麗にしたとして、またすぐに誰かに踏まれて汚れますよ」
「そんなことを言っていたら掃除すること自体意味がなくなる。そして気付いた時には手のつけられないくらい汚れてしまっているんだ」
「まぁそうかもしれませんがね。でもそんなあなたにしかわからないような汚れなんて・・・」
「だから見えないのか、この汚れが?」

 永劫の螺旋を思わせる問答。結論は出ないだろう。老人はいつまで同じ床を磨き続けるのだろうか。彼にしか見えない汚れを。そして彼の行為が正しいか、あるいは妥当性のあるものなのかどうかはわからない。私にも、誰にも。このようなことは割に世の中よくあることで、いちいち結論を出すまでのものではないかもしれないが。あるいは結論は出されるかもしれない。ただしその場合は時代という名の権力者が、別の名を語って判決を下すであろう。潔癖症の掃除夫という、実にシュールな命題に。

2000年12月13日水曜日

クラギタにドイツ人来襲

 ドイツ人来襲です。今日はクラギタとの交流を深めに『ユーゲント・ムジツィールト2000ベルリン(ベルリン青少年音楽祭とでも訳すのが妥当なのだろうか?)』というコンクールで一位を取ったツェリア・プロイショフさんという20才の女流ギタリストがタルレガの時間にやってきたのです。とりあえず我々がソロ・デュオ4組の演奏で歓迎し(歓迎になっていたかどうかはともかく)、プロイショフさんが一曲披露してくれてQ&Aタイムみたいのをやって交流しました。しかし今回はちょいと段取りが悪かったですね・・・。まぁ話が急だったので致し方ない部分もありますが。もうちょい話が早ければ『ア・ラ・ホーンパイプ』くらい合奏でやってもよかったんですけど。合奏聴きたがってたみたいでしたし。

 彼女の演奏は、「とりあえずギターは持ってきたものの弾くのかな?」という感じでいていきなり弾いたせいもあるのでしょうが少し大きなコンクールの受賞者にしてはどうかなと思う面もありましたが、音の出方は凄いものがありました。研心館の教室であそこまで響かせられるか!? とか思いましたからね。実際彼女のギター(製作者の名前は忘れましたが、ドイツの匠で彼女のために作られたギター)を私も弾かせてもらいましたがあんな音は出ませんでした。そして私のラミレスに彼女が目をつけて、彼女が弾いてみたらこれまで誰が弾いていた時より豊かで艶のあるいい音が出ていました・・・。彼女は「Good sound...」とか言いながら弾いてましたが、それを聴く私の心境は複雑でしたね。「初めてこのギタ-持ってなんでそんなにいい音出せるんだよ?」と、自分の音を出す技術の甘さを痛感しました(苦笑)。付き人とちょいとドイツ語で感想を交わしていたのを盗み聴く限り、彼女にとって私のラミレスは「とても響く(あるいはやかましい)」ギターのようです。「いいギターだ」と言って私にギターを返す彼女から受け取りながら、「そらあんたが弾いたらいいギターだろうよ」と内心ちょっとひねくれてもみたり・・・。まぁ私のラミレスはまだまだ潜在能力を持っているということがわかっただけでも収穫ですか。あとは私がギターのレベルに追い付いていくだけです。・・・難しいなぁ・・・(苦笑)。

 そんな彼女も出るコンサートが14日(木)7時から、関西ドイツ文化センターというところであるそうです。場所は川端通の今出川と丸太町のちょうど中間だとか。興味のある方は行ってみてはいかがでしょう?しかし今の1、2回生は幸運ですね。早い内からあんなにレベルの高いギタリストと交流を持てる機会があって。こんな機会は私は部内では今回が初めてですから。その恵まれた境遇を活かして成長していってください。

2000年12月12日火曜日

2000年度BKC定演所感

 今年近畿初の木枯らしが吹き荒れ、文字通り寒風吹きすさぶ一日となった今日、皆様どのようにお過ごしだったでしょうか。私は夕方から何故か卒論そっちのけでBoxで指導をしていました。本当に卒論書けるんだろうな、オイ・・・?

 先週土曜には同志BKCクラシックギタ-部の定演があったわけですが、とりあえず一曲目のラテンアンサンブル『ファンダンゴ』には痺れました。誰が持ってきた曲か知りませんがえらいカッコいい曲ですね。やられました。次のポピュラーは何かと微妙な面もありましたが・・・。ジャズの3人はあの3人だからこそできた凄まじいノリノリな演奏でした(特に3曲目)。笑顔で気持ちよさそうにベースを弾くのざの姿がえらい印象的でした。FCのソロデュオは、個人的には主旋律をソルフェージュし、ブツブツとつぶやきながら『アストリアス』を弾き切った元幻の6班班員にビックリ。彼女のソロは初めて聴きますが、うまくなってましたね~。確かに技術的にまだ追い付いてないところはあるのですが、聴かせるところは凄く綺麗に聴かせてくれました。これは見習うべきところですよ、特に今の1、2回生は。指ばかり回って「ああ、凄いな、カッコいいな」で終わる演奏ではなく、曲をしっかり聴かせて曲をいいと思わせる演奏ができるという実力が今のクラギタでは全体的に低下しているように思われます。やはり技術を見せて終わりではなく、自分がその曲を弾こうと思ったその曲の良さを伝えられる演奏はいいですよね。そして御大きよは、『サラバンド』は2年前よりさらに成熟した長期熟成ものの名演を聴かせてくれました。次の『ブーレ』で頭が真っ白になり3小節飛ぶという不測の事態も発生し、本人はそれをかなり悔やんでいるようでしたが、相変わらず抜けた3小節分キッチリとテンポを合せて次に行ったので崩れてるのに崩れない勝負強さはさすがでした。まぁ独奏不完全燃焼は私も一緒です。ともにフェアウェルで雪辱を果たしましょう。そして大合奏。今年のBKCのAアンは選曲が反則ですよね。私が一回生の頃のAアンのメインの曲で、当時の先輩達の演奏に憧れずっと「いつかはやりたい」と思っていた『ファランドール』に、元々バイオリン*2、ビオラ、チェロ、ギターの五重奏なのをギターのみの五重奏に編曲してやろうと思って原譜を取り寄せていたのをCDごと奪われ(?)、Aアンのメインの曲として使われてしまったボッケリーニの『ファンダンゴ』。この2曲を同時にやるとは贅沢な・・・。しかし『ファンダンゴ』は編曲が甘い!私なら原曲に入っているチェロが楽器を叩いて入ってくるあのファンダンゴのリズムのパーカスは絶対入れてました。あれが入ってないと後半音がスカスカして寂しく聴こえるところがあるんだって。一部あのファンダンゴのリズムを刻むパーカスがメインで弦がそのバックに回るところがあるんだもの。しかしまぁ演奏の方は奈良ギターフェスティバルの頃に比べると見違える程良くなってました。正直ビックリです。そしてその驚きに拍車をかけたのがW.Bassの二人。何でプライムの面々が誰も完全には回せていなかった『ファランドール』のめちゃっ速なスケールをW.Bassの二人は完全にしかもデカイ音で弾けてるんだ!? 恐ろしい男です。さすがヨッシーをも唸らせた天才ベーシスト・・・。最後『スペインの花』の転調間際のスケールのところで二人してクルクルベース回してるしさ。最高です。今回の個人MVPは間違いなくのざでしょう。いや、皆さんお疲れさまでした。

2000年12月6日水曜日

卒論籠り

 昨日、今日と卒論のためにひたすら実験室に籠っていました。とはいえまだままだ採れたデータの量は目標の半分・・・。今週一杯はひたすら実験室での日々が続きそうです。しかも食生活があまりよろしくない。実験室は今卒論やらレポートやらのために実験をしたい人間で渦巻いていて、「そっちの実験台になるからこっちの実験に協力して」といった感じで交換条件のもと被験者を狩り、慣例となったお礼のお菓子をもはや物々交換に近いノリでお渡しし、いただくわけです。そしてもらったお菓子や自分の実験に協力してくれた被験者の皆さんにお渡しする予定のお菓子の余りが学校での食事になるという実にデンジャラスな食生活。これは太るんでしょうか痩せるんでしょうか?微妙なところではありますが、体にあまりよろしくないのは間違いないでしょう。明日はせめて諒友館で昼食を取ろう・・・。

2000年12月4日月曜日

『99'執行部メドレー~調和と幻想~』

 さてさて、フェアウェルでやる『99'執行部メドレー~調和と幻想~』の編曲ですが、段々楽しいことになってきました。絶対誰もが忘れているであろうあの曲のあのスケール・・・。譜面を発掘したらどうしてももう一度回したくてたまらなくなってしまったので思わず入れてしまいました。しかも編曲を少々変えて。譜面を渡した時皆から「何やらかしてくれんじゃ、コラ!」と非難される姿が目に浮かぶようです。まぁ、いいじゃないですか。ねぇ・・・?

2000年12月2日土曜日

シュールな夢

 最近やけにシュールな夢ばかり見ます。例のPCKがやけにマッチョになっている夢もそうでしたが、一昨日くらいには自分が覚醒したまま脳を解剖される夢を見ました。私は床屋で髪でも散髪しているようなシートで上半身を被い椅子に座っています。すると何者かが私の意識はあるのにいきなり右の眉の上にメスを深く突き刺し、グッと額を切り開いたのです。私はそのとき「えらい深く抉るなぁ・・・」と思っただけで平然とその様を鏡で観察していたものです。そして右の額が見事にさばかれ、次は左も切り開かれ、脳全体があらわになった状態で、その何者かは今度は大脳の後ろの方、丁度後頭部の辺りを切り始めました。見てみるとそこには何やらデカイできものがあり、「ああ、脳腫瘍だな」と思いつつ私は脳にメスが入るのを眺めていたのです。この夢の続きは残念ながら覚えていませんが、その後私の脳はどのようにいじられたのか、非常に気になるところです。というか、一体この夢は何を示唆しているのでしょう?夢占いの辞典によれば手術は厳しい運命を一人で受け止めなければならないが、正面から立ち向かえば味方が現れ逃げに回れば敵を作ることを示唆し、脳は逆に幸運が訪れる予告となっています。解剖なら別れた人との復縁、ものを切る夢は誰かとの別れだそうです。実にアンビバレンツに富んだ象徴ばかり集まってますね・・・。まぁ頑張れば解釈はできそうな夢ですが、なんとなく嫌なので敢えてほっておくことにします。いや、実は結構わかるんですけどね・・・。