2004年7月31日土曜日

・・・おや?

 ・・・大家がこねぇっっっっっっっ!!!!!!!!!!!

 ・・・代わりにパンダが来やがった!!!!!!!!!!!!!!

2004年7月27日火曜日

月夜の塔

 東急文化会館が潰れて建物が取り壊されてから、渋谷駅東口の東横線へ向かうアーケードの手前から、セルリアンタワーの上半身が何にも遮られる事なく見えるようになった。西新宿と違って案外高い建物の少ない渋谷では、32階建てのクロスタワーもその奥に控える六本木ヒルズも視界に入らないあの角度では、40階+ヘリポートというあの建物は周囲を遥かに抜きん出て、超然とそびえ立っているように見える。夜の闇の中、自身によるライトアップで体に薄い雲をまとい幽玄と浮かび上がる孤独な塔。背後に大きな半月を従えたその姿は、本来象徴すべき都会というものの現実的なイメージを消して、むしろ虚構的な幻想を漂わせていた。我ながら如何なものかと思う言い回しでいうと、まるでファイナル・ファンタジーの世界のような。

 現実に、強く堅固に存在しているはずのものが、果敢なく揺れて消えていこうとしているような、そんな不思議な感覚。9・11事件の4年も前、ドン・デリーロは大作『アンダーワールド』の中で登場人物にWTCを指してこう言わせた。「このビルが全部粉々に崩壊するのが目に見えませんか?それがこのビル群の正しい見方なんだと思いませんか」と。この台詞が持つ哀しみとも諦めとも、ペシミズムとも悟りともつかない機微が、今日は少しわかった気がした。この騒がしい渋谷という都会に、その象徴たる巨大で確固としたビルは、自身の灯で月の光もかき消しながら、静かに、揺れてたたずむ。まるで、消える瞬間を待ちわびるかのように。

2004年7月25日日曜日

球界再編問題について一言

 私がそういうことについて語るのを意外と思う方も多いかもしれませんが、今日のお話は最近話題沸騰中の球界再編問題についてです。とはいっても、日本に「球」系のプロスポーツは他にも色々あるのに、何故「球界」といったら無条件に野球なんだろうという素朴な疑問については今回は触れません。


 ともあれ、近鉄・オリックスの合併が発表されてから球界は揺れに揺れています。パが5球団で運営は経済的に厳しいからセ・パを統合して1リーグ制で行こうという提案がそもそもの発端。今思えばこの騒動が始まった当初、巨人は「1リーグ制にしたいならパでもう1つ球団を減らせ、1リーグ制にして救われるのはそっちなのだから」とリーグ統合に難色を示していたような気がします。気付けば今巨人は1リーグ制強硬派になっとって、ライブドアが球団買取に動いてみても、誰かさんが「話す必要すらない」とバッサリ切ってみたり、古田が選手の雇用問題等の関係で「1リーグ制は賛成できない、オーナーと話し合いを」と提言してみても、また誰かさんは「選手風情が立場をわきまえろ」と思い上がりも甚だしい発言でバッサリ切ってみたり、誰かさんもうやりたい放題で問題かき混ぜてくれてます。さすがにあれは如何なものかと思い始めたのか、いつの間にか巨人以外のセ5球団で1リーグ制反対の同盟が出来上がってたり、かと思えば巨人社長と、反巨人の筆頭・阪神社長の直接会見では阪神社長、巨人社長に厳しく避難されて逃げ腰になってたり、もう何だかドロドロしてきてわけがわかりません。

 少し問題を整理してみましょう。そもそもの問題点は放映権等、巨人絡みで動く金にあります。私はアンチ巨人ではありますが、何だかんだいってプロ野球で一番集客力があるチームは巨人です。当然、巨人が試合をする時は相手のチームにも金が入ります。ですから、巨人以外のセ5球団の場合、10チーム1リーグ制になるとドル箱の巨人戦の回数が減って収入が減ります。逆に、パから見た場合は巨人戦が入ることで、一年の試合数は変わらなかったとしても相対的に収入は増えます。選手や審判の雇用問題等、背景には様々な問題が絡んでくるとはいえ、事の本質は巨人戦絡みの金の取り合いに他なりません。ですから、セの巨人以外の5球団が2リーグ制維持を叫ぶのも、パの球団が1リーグ制を叫ぶのも、雇用問題に直面する選手会が2リーグ制を叫ぶのも、まぁそれぞれの立場で見たらよくわかります。唯一わからないのが巨人で、何故誰かさんが1リーグ制に固執するのかの意味がわかりません。最初嫌がってたのに・・・。終いにゃパに移籍するとか言い出してるし。まぁそうすれば確かにセ・パ間での数及び人気のバランスは取れる気もしますが。

 あまり触れられないところではありますが、実は今回の問題の根っこには日本のプロ野球が抱える構造上の問題が潜んでいます。そもそも、企業が球団を持っていること自体が問題なのです。何も野球に限った話じゃありませんが、プロのスポーツチームを企業が保有している(スポンサーという意味でなく真に保有している)のって、実は日本くらいのものです。そこが問題なのです。例えば同じ野球のメジャーリーグを見てください。メジャーでは放映権や肖像権等、そういった権利関係はすべて協会が保持しています。で、人気のあるチームからもそうでないチームからも、入場料等やグッズ販売等も含めて入ったお金を全て協会が管理し、不公平のないように各チームに分配します。日本で言うところの巨人的存在のヤンキースの場合だと、圧倒的な集客力ではあるもののその収入は結局他のチームに分配されるので、取り分は集客力に比べれば減ります。でも他の人の集まらないチームは、そのヤンキースから出たお金で支えられます。だから球団が金銭的な問題で合併なんて問題はそもそもほとんど起こりえないし、身売りだ何だという状況自体が発生しません。要はメジャーリーグという組織全体で1つの企業みたいなもんだからです。メジャーだとドラフトなんかでも前シーズンに成績の悪かったチームから優先的に交渉権がもらえます。金にせよ、人にせよ、メジャーでは常にリーグを公平に盛り上げて面白くしていこうという仕組みが出来上がっているわけです。球団レベルでの利益の追求というのは(もちろん多少はあるにせよ)それほど激しくありません。貧富の差はメジャーリーグ全体で調整されるからです。そもそもプロスポーツというのはチーム毎でなく全体で見れば、ファンのために競技が面白くあるにはどうすればいいかを考えなければいけないでしょう。メジャーの場合はチーム毎の利権が均等化されるせいもあり、その辺りの運営は非常によく出来ている。

 見方によっちゃ社会主義的と言えなくもないですが、スポーツってこうあるべきだと思いませんか?日本の野球界、特に今回のこの騒動を見ていると、非常にせせこましく感じてしまいます。資金難で合併する球団が出てくる。その一方で、有り余る資金力に任せて選手をかき集めてくる球団がある。いざリーグ統合だ何だという話が出てくると、今度は金の入るカードを巡って1リーグ制だ、2リーグ制維持だとゴタゴタが始まる。それに付き合わされる形でシーズン中にもかかわらず選手会まで巻き込まれていく。今回の騒動、ファン心理は無視かとか色々言われてますが、そもそも今の日本では球団は利潤を追求する組織なのであって、利潤に対する価値以上のファン心理等鑑みるはずがない。慈善事業やってんじゃないですから。どの球団も口を揃えて「球界が」とか「ファン心理が」とか言いますが、結局考えてるのは球団の金銭的利益。ま、当然ですよね。当然ですが、やはりどうしてもせせこましく見えます。誰もプロ野球の将来なんて本気で考えてない。トップがプロ野球というエンターテイメントを魅力的にしていこうなんて微塵も思ってないんでしょうね。それを本気で考えるなら、メジャーリーグみたいに協会がすべて利権を管理してしまえばいいんですよ。そうでなければ、財政難で合併とかいう話が持ち上がる前に巨人とか資金力のある球団が持ち合って、寄付でも何でもして救ってあげればよかったんです。それをゴチャゴチャと子供の喧嘩みたいな真似してファンも選手も振り回してって、明らかにおかしい。ただでさえプロ野球人気は低迷気味だというのに、自ら首をくくるような真似してどうするつもりでしょうかね?少しはメジャーを見習ったらどうでしょう。これは松井秀喜選手も同じ事を言ってましたね。やはりメジャーの、特にヤンキースに入ってそこから日本の球界を見てみるとおかしく見えるのでしょう。とはいえそんな構造改革が一朝一夕で出来るわけではないので、やはり当面ここ数年をどうするかという問題はどうしたって残るわけですが。ねぇ巨人さん、ヤンキースみたいに他の球団を支えてやろうという気概はないのですか?ってゆーか誰かさん、元々タナボタで今の地位に就いたくせに、あなたの方こそ立場をわきまえたらどうですか?

 普段大してプロ野球好きというわけでもないのですが、今回の一連の騒動を見ていてあまりにも滑稽に思えたので書いてみました。

2004年7月21日水曜日

記録的猛暑

 それにしても今日は暑かった・・・。東京で39.5度を記録する猛暑。その熱気のピークであろう午後1時半、渋谷で職場から昼休みを利用して東急ハンズに買い物に行こうとした私は見事にその記録的猛暑を身を以て体感いたしました。いや、なんかおかしいなーとは思ってたんですよ。いくら真夏の正午で、いくら私が長袖のシャツの上に黒いスーツを上着までしっかり着ていたからって、・・・この暑さはないだろうと。なんかアスファルトの照り返しと道行く人の汗の蒸気で、ホント石焼サウナみたいな感じでしたよ、ええ、そりゃもう。

 とりあえず、こんな日に西新宿に行かなくてよかったなと心から思いました。いや、西新宿に私のお得意さんがあるんですけどね、あそこはガラス張りのどでかいビルが建ち並ぶ、都内きっての高層ビル群なわけで、当然その照り返しは凄まじく、まさにオーブン・シティ・ストリートといった趣がありますからね。今日とかもう、絶対即死効果があったに違いありません。くわばらくわばら・・・。

2004年7月20日火曜日

小雑感

 最近は新潟がよくニュースのトップを飾ります。「新潟・福島豪雨」と呼び名のついたらしい例の集中豪雨然り、今朝方柏崎から女子高生二人が飛び降りた事件然り。今回の集中豪雨は被害の中心が私の出身校である三条高校近辺なだけに何かと心配なところもあります。被害が大きいとはいっても、その中心から外れれば案外そうでもないらしいとのことですが・・・。一日も早い復旧を祈ります。

 ところで柏崎。ここ数年あそこではホント、ロクなことが起こりません。例の9年間監禁事件の現場も柏崎なら、北朝鮮の拉致現場の一つも柏崎です。この前は白根市の女性の遺体が詰められた冷蔵庫が柏崎の海から引き上げられましたし、今回は女子高生の飛び降り自殺です。ついでに言うと柏崎には原発もあります。新潟県で起きる大きな事件、いくらなんでも柏崎に集中し過ぎです。ここまでくるともはや呪われてるとしか思えません。あんな何もない、ちょっと規模の大きな海辺の田舎町程度の土地で、何故あんなに色々事件が起きるんでしょう・・・。

 話は変わって、ふとリョベートの小品が弾きたいなと思いました。そこで、まず譜面を探したのは『Leonesa』。「リョベートの譜面結構持ってるし、多分あるよなー・・・」と思って探していたら、なんと『Leonesa』は私のコレクションの中には入っていないようです。結構ガックリきましたが、とはいえないものは仕方ありません。「じゃあ『El Noy de la Mare』はあるかな・・・?」と思って探して見ましたが、なんとこれも見つかりません。結局『La Filla del Marxant』を弾くことにして、のんびりとハーモニクス叩きながら休日を過ごしていました。・・・しかしなんで一番弾きたい2曲に限って譜面がないかなぁ?誰か持ってませんか、リョベートの『Leonesa』と『El Noy de la Mare』。あとできればファリャの『漁夫の歌』と『狐火の歌』のリョベート編。

 そうそう、約一ヶ月私の部屋に住み着いていたアシダカグモは、今日外の世界へ去っていきました。私が洗濯物を取り込むために部屋の戸を開けていた際、そこからカサカサと外に出て行くクモを目撃したのです。それは間違いなくここ一月ほど共同生活を営んでいた、あのMD大のアシダカグモでした。これから自然に帰ってまたたくましく生きていくことでしょう。

 とりとめのない小雑感達。

2004年7月19日月曜日

改めて

 ここ数ヶ月、何だか自分の身辺のことばかり見ていたような気がする。いい意味に取ればそれは足下を見つめていたということであり、悪い意味に取れば小さな世界の中にこもっていたということでもある。何事もバランスが重要だ。改めて視線を上げてみよう。今、世界はどうなっているのか。そして、何処に進もうとしているのか。

2004年7月17日土曜日

J.S.Bach - クラシックギターとポリフォニー

 これまでこの日記で色々と「この音楽は凄い」といったようなことを書いてきた。それはマイケル・ヘッジスやバーデンパウエルだったり、藤井敬吾先生やグレン・グールドだったり、デビッド・ラッセルだったりステファノ・グロンドーナだったり、最近ならキース・ジャレットやトマティートのコンサートだったりした。ただ、意外というか当然というか、いつも触れられるのはその「演奏」であって「楽曲」ではなかった。これだけ色々音楽について書いてきた気もするのに、ひたすら「演奏」という側面を強調した見方に偏っていたんだなという意味では意外だし、私自身が音楽に対して行う行為の中心は作曲ではなくあくまでも演奏だという意味では当然のことだ。

 ほとんど唯一、演奏や演奏者についてでなく楽曲そのものについて触れているのはJ.S.バッハの作品群。やはり私の中でバッハというのは格が違う。パッと聴いた際の美しさもさることながら、聴き込めば聴き込むほどに、今度はその旋律や響きの美しさから、呼び合う声部の面白さ、絡み合う構成の見事さに惹かれるようになっていき、そして最後には奥に潜んだ内面の深さにため息をつく。『ドッペル・コンツェルト』や『ゴールドベルグ変奏曲』、『シャコンヌ』、『マタイ受難曲』、『パルティータ第2番(BWV826)』、『音楽の捧げもの』、『フーガの技法』・・・。これら圧倒的な完成度は、正直これから先も超えられることはないんだろうなと感じてしまう。今の音楽の主流はバッハのようなポリフォニー音楽ではなく、一般にはホモフォニー、一部現代音楽では無調音楽等に変遷してしまっているという事情はあるとしても。

 ところで、バッハのような本格的なポリフォニー音楽というのは、基本的にはギター独奏には向かない。ギターはその特性上、ピアノのように複数の旋律を同時に進行させることを非常に苦手とする楽器だからだ。代わりに、主旋律に伴奏音を付けたり和音の連打をしたりするのにはめっぽう強い。これはホモフォニーの在り方そのものだ。それが「ギターは小さなオーケストラ」と呼ばれた所以だと思う。ベートーベンの時代、音楽がバッハのポリフォニーからベートーベンのシンフォニーが堂々と奏でるホモフォニーに遷っていく中、これまでのポリフォニーに強かったパイプオルガンやクラヴィコードという楽器はオーケストラに少しずつ出番を譲っていく。その中で、ホモフォニー音楽を完成させた張本人といってもいいベートーベンが、ギターという楽器の特性を見抜いて述べた言葉が「ギターは小さなオーケストラ」だった。この言葉はクラシックギター弾きの中で、ギターは素晴らしいんだと一般に売り込みたい時なんかによく使われるが、それは逆に言うと実は、「この楽器はポリフォニーには向かない」という側面も意味している。もちろん「基本的に」というだけで例外はある。たとえば、リュート組曲は元々の楽器が似ていて、それに合わせて作られているためかギターにもよく合うと思う。けれど、早くからギター編が出てるBWV1000のフーガとか、結構無理矢理弾いてるけど本来ギターに合う曲じゃないだろう(まぁこの曲も元々はバッハ自身によるリュート編ではあるが)。とはいえ、弦の鳴らし方が一般の鍵盤楽器に似ているギターは、音そのものがポリフォニーに向かないわけではない。あくまで独奏の際、機能的に難しいというだけのことだ。だからヨーゼフ・エトヴェシュが多重録音で出した『フーガの技法』は素晴らしいと思うし、バッハの協奏曲をギター合奏でやるのは無難に編曲できてしかも(演奏技術さえ追いつけば)聴こえがいいというのは周知の事実だ。昔からギター界で「バッハは難しい上に報われない」というのは、あくまで独奏に限った話だろう。ギターでも素晴らしいバッハは奏でられる。一緒にやれるパートナーや仲間さえいれば。独奏は、ギターに本当に合った曲を探さなければならない。バッハの神髄ともいえる『フーガの技法』や『音楽の捧げもの』がギター独奏で再現できないのは非常に残念ではあるけれど。

2004年7月15日木曜日

ビジネス街的な夏

 バタバタと忙殺されていくうちに、いつの間にか夏は過ぎていく。ここ数年はいつも、東京特有のガラス張りのビル群の照り返しと人の汗の湿気で蒸し釜のような暑さの中で、あわただしく、せわしなく、通り雨のように過ぎ去っていくのが夏でした。そして今年も、仕事は相変わらずゴタゴタ忙しいわけですが、何とか夏をゆったりと過ごしたいなとか思うわけです。太陽の熱にアスファルトと一緒に精神までねじ曲げられてしまうような、そんなビジネス街的な夏でなく。

 そうそう、ウチに住み着いたアシダカグモは、今日も元気であらせられました。そして、鳥人間は今日で三歳になりました。

2004年7月9日金曜日

最強と泡沫の狭間

 結局今日は一日会社を休み、家でのんびりと静養していました。おかげで無事に熱も下がり、明日からは順調に日常生活を再開できそうです。しかしあれですね、私は今日一日ずっと25度に設定したクーラーが効いた部屋にいたのですが、外の世界はどうやら死ぬほど熱かったようで・・・。全国的にほとんど体温並みの猛暑、ホントに梅雨は何処へやらです。熱も下がって、今週の土日は出かける用事があるので選挙の期日前投票にでも行くかと今日初めて部屋から足を踏み出したのが夕方6時前。まだ相当熱かったですからね。きっと日中はとんでもない熱気だったことでしょう。営業の人、大変だったんだろうなぁ・・・。


 で、参院選です。私が期日前投票にまで足を運んだ上で堂々と白紙投票をしてきたという事実はともかくとして、又吉イエスが熱すぎます!何が熱いって、とりあえずその選挙ポスター。普通に選挙掲示板に張られているにも関わらず、そりゃもう堂々と「首相小泉純一郎は参議院選挙後、唯一神又吉イエスに首相の座を明け渡すべきだ。そう出来なければ、小泉純一郎は腹を切って死ぬべきだ」とか余裕で書いてあるし。政見放送でもまったく同じこと口走ってたらしいですからね。あ、大丈夫なんだ、そういう発言でTVでも。言論の自由って凄いですね。ちなみにこの又吉イエス、今回は日本屈指の激戦区である新宿区からの出馬ですが、新宿のお客さんのところに行ったとき本物のポスターを目撃いたしました。ホントにこんなんでした。思わず会社の携帯で写真とか撮っちゃいましたよ。自ら唯一神を名乗り、小泉純一郎は腹を切って死ぬべきだと主張し、ブッシュも同様だが向こうにはその風習はないからギロチンにかかって死ぬべきだと主張する(今の日本にも腹切りなんて風習ねーよ!)又吉イエス。熱すぎます。参院選なのに首相になれると本気で思ってるらしいです。そりゃ2ちゃんねらー達も盛り上がりまくりです。日本最大のアンダーグラウンドコミュニティ2ちゃんねるの住人達の目を政治に向けさせたという点では彼の功績は偉大かもしれません(少なくとも会社のリアル2ちゃんねらーは「こうでもしなきゃ2ちゃんねらーが政治になんて興味持たんよ」と言っていた)。ちなみに、又吉イエス関連でこんなサイトもありました。いやー、最高です。一体彼の選挙資金はどこから出ているのかを知りたい(笑)。

2004年7月8日木曜日

開設七周年

 今年も七夕がやってきました。そう、このHPの開設記念日です。早いもので今年でもう6年目、さすがにこのページの趣や客層や目指すもの自体、開設当初とは大分変わってきました。本来であればその辺り思いの丈をブチ撒けたいところではあるのですが、なんとこんな日に限って風邪をひいてしまいました。まだ熱はそんなに高くないのですが、これは少し上がりそうな気配の悪寒がするので、もう葛根湯(それも市販の中ではとびきり濃いヤツ)を飲んで、こんな日のために購入しておいた抗ウイルス作用のあるハーブティーを入れて、今日はおとなしく寝ることにします。風邪なんてひいてたら彦星と織姫も会えねっちゅの。


 さてさて皆さん、6年の長きにわたりこのページを訪れてくださりありがとうございます。最近更新内容がやや寂しいのが我ながら気がかりなのですが、またこうして区切りの日を迎えられたということで、これを機に皆さんが訪れた際に少しでも何かを感じられるページをという当初の意思を改めて大事にして内容の回復に勤めていきます。ので、どうぞこれからもよろしくお願いします。

・・・まずは風邪からの回復だな・・・。

2004年7月6日火曜日

湿気のせい?

 ひどい湿気でシャツの下がベトベトな今日この頃。そんなことを日記がつまらない言い訳にしてみたりするのでした。う~、蒸し暑い・・・。

2004年7月5日月曜日

最低の日曜日

 自業自得なのですが、今日は最低の日曜日でした。昨日の夜、会社を辞めていった同期達との飲み会があった私は、一次会はまだよかったのですが二次会のブルースバーで生演奏を最前列で聞きながら飲みまくり、上機嫌ではあるものの足取りもフラフラの状態で何とか家に着くという有様でした。そして家に着くなりとりあえずパジャマに着替え、そのままバタンと眠りに落ちます。・・・地獄が待っているのはそこからでした。

 朝方、凄まじい胸焼けと吐き気に襲われて目を覚まし、そこから鬼のような二日酔いとの闘いが始まります。頭は痛くないのですがとにかく胃が全く働いてくれない。水を飲んでもアミノサプリを飲んでもビタミンパーラーを飲んでも、いつまでもゴロゴロと胃の中に飲んだものがたまっていて吸収してくれず、腸にも押し出してくれず、ただ胃の中にそのまま居続けるのです。で、どんどん気持ち悪くなっていってしまいにゃ戻してしまうというそんな状況が午前中一杯続きました。胃腸薬を飲んでもそれも吐いてしまうのだから効くわけがない。水を飲んでも吸収してくれないので当然喉も乾くのですが、でも飲んだらまた吐いてしまうので、口を濯いで水分を補給する程度に止めておいて飲まないようにするだけにとどめます。そんな感じで午前中ずっとのたうち回っていました。結局12時くらいになんとか胃腸薬を飲んでも吐き出さない程度まで回復できて、薬が効いて楽になっていったのですが、一日中今も胃は重いままでしたね。18時くらいまでは家を出る気もせず、とろとろと浅い眠りを繰り返す、そんな最低の日曜日でした。さすがに反省です。頭は痛くないからアルコールの分解は追いついてるんだろうなー。けどアルコールにやられた胃腸が回復してくれないんだろうなー・・・。学生時代のような無茶な飲み方はできないものです。

2004年7月1日木曜日

いざ、幕張メッセ

 今日から3日間、幕張メッセにてインターロップなるイベントが開催されています。ネットワーク周りを主とした展示会みたいなもので、今回はウチの会社も自社プロダクトを2つ出典しています。その内の1つは私もコアの技術者として開発に関わっているものなのですが、ここでは仕事のPRなどする気はないのでそれは置いておいて、問題は幕張メッセのロケーションです。とにかく遠い!ディズニーランドのさらに向こう側です。こういったイベントは広報や営業の人達が中心となってやるもので、技術は本来あまり関わりを持たないものなのですが、今回は私が携わっている製品も出る関係上、私を含めチームの開発者が1人ずつ日替わりでブースに出てきてくれと頼まれています。で、初日の今日は私が行ってきたのです。

 いやー、遠かった。今日は朝九時から西新宿でお客さんと打ち合わせがあったので、私が今日通った軌跡は以下のようになります。

7:50 東急東横線 日吉発-8:20 東急東横線 渋谷着
8:25 JR山手線 渋谷発-8:40 JR山手線 新宿着
8:45 東京メトロ丸ノ内線 新宿発-8:50 東京メトロ丸ノ内線 西新宿着

打ち合わせ

12:40 西新宿より徒歩-12:55 新宿着
13:00 JR中央線快速 新宿発-13:10 JR中央線快速 四ツ谷着
13:15 JR総武線 四ツ谷発-13:40 JR総武線 西船橋着
13:45 JR武蔵野線 西船橋発-13:50 JR武蔵野線 南船橋着
13:55 JR京葉線 南船橋発-14:05 JR京葉線 海浜幕張着

インターロップ

18:50 JR京葉線 海浜幕張発-19:15 JR京葉線 新木場着
19:30 東京臨海高速鉄道りんかい線 新木場発-19:50 東京臨海高速鉄道りんかい線 大崎着
19:55 JR埼京線 大崎発-20:05 JR埼京線 渋谷着

会社

22:40 東急東横線 渋谷発-23:00 東急東横線 日吉着

 ・・・電車乗り過ぎです・・・。