1999年7月31日土曜日

事故続きの前期総会

 只今A.M.6:30。総会コンパが終わってからボーリング行って朝5時までカラオケマラソンやって、その後直で電車に乗って帰ってきました。しかし昨日の総会は色々な意味でたまりませんでしたね。2回生野郎軍団の遅刻に始まり(これはまだ序の口だったのですが)、その後コンパとその経過でさらにケガ人2名。おかげでこっちもすっかり精神的に滅入ってしまい、精神が退廃モードに入ってしまいました。まぁ2件の事故の方はどちらも偶然といえば偶然、運が悪かったとしか言いようがないのですが、それでも何の変哲もないはずのコンパであんなことが起こるとね・・・。

 仲間に起こった理不尽な不幸に対して俺ができることは何もなく、ただ無闇に騒ぎたてずに、事故の対応に追われた渉外の代わりとしてその場をまとめることくらいしかできなくて・・・。相当な無力感を感じてしまいました。そらブルーにもなるっちゅーねん!コンパが終わった後も、ケガをした仲間を心配してみても何もどうにもなるはずもなく、何かが絶対的に悪かったのならそれに怒りをぶつけることもできるのにそういうわけでもなく、ただやりきれない気持ちだけがグルグルと心の中を回っていたたまれない状態になってしまいました。こうなるともうその感情のやり場としてはただ徹底的に騒ぐより道はなく、ボーリングではもうピンを破壊してやるくらいの気合を込めて投げていました。しかもそんな時にもう一人の事故の知らせ。たまりません。その他にもいくつかの負の要因が加わり、私の精神状態と思考回路及び感情回路はいよいよもって迷宮入りで脱出不可能な様相を呈してきてしまったのです。そうなるともう叫ぶしかありません。昔はこういうやりきれない感情を抱いた時に自分を落ち着かせたり相手を励ましたりできる気のきいた歌の一つくらいはすぐ心に浮かんできたものでした。でも最近は何故かそんな歌が心から出てきてくれないのです。何も出てきてくれないのです。だからひたすら叫びました。もう徹底的に叫びました。限界に挑むなんてもんじゃありません。一時期はもう自分の身体もブッ壊してやるくらいに叫んでました。それでもまだ心は晴れてくれないのです。仲間の身に起こった不条理な不幸に対してのやりきれない気持ちも、そのケガに対する不安も、まだ一向に消えてはくれないのです。もうこうして京都に一人で帰ってきた今、私の心を少しでも慰めてくれそうなものは何があるのでしょう。今の私にはどんな音楽がその役目を果たしてくれるのかもわかりませんし、叫ぶことももうままなりません。破壊活動に走ろうにももう疲れたからだがいうことをきいてくれません。読みかけの小説を読む気力もなく、こうして文章を書くことができることがせめてもの救いですか。しかしそれもずっと書き続けていられるわけでもありません。他に何があるでしょう?もうこの際疲れた身体にムチ打って、このままずっと寝ないでいて身も心もボロボロにしてやろうかとも考えました。酒もタバコもいりません。もう溺れるものもありません。飲みかけの『お~い、お茶』なら手元にあります。・・・ハッ。終わってるな。今私に言えることは、色々と苦労をしたたっちーに「お疲れさま」ということだけでしょう。

1999年7月29日木曜日

街は月には明るすぎて

 今夜は月がとても綺麗でしたね。というか、雲に隠れて月自体は見えないんだけどその月の光が照らす雲が綺麗だった。まるでファイナルファンタジーに出てきそうな感じの、悪くいえば作り物っぽいくらいの幻想的な雰囲気をかもしてました。薄灰色の雲から静かで玲瓏な月の光が後ろから透かすようにして見えているのがたまらなく美しかったのです。

 しかし前にも日記で書いたような気がしますが、本当に月の光を感じるには京都の街は明るすぎますね。月が出てても出てなくても、街の明るさに変わりはないもの。私の田舎では単純に街灯もネオンもないおかげで、月が出るとあからさまに夜の景色の明るさと空気が違うんですよ。高校の部活の帰りにロクに街灯もない両サイドたんぼの道を自転車で帰っていると、ふと「おや、今日はいつもと景色が違うな」って思うんです。そしてふっと空を見ると上には微かに揺れるような光をその身にまとった月が浮かんでいるんです。本当に景色が違って見える程月の光は夜を静かな明るさで照らしてくれるんですよ。私はその月の光の中を気分にまかせて歌なんか歌いながら自転車でのんびり帰るのがとても好きでした。「月の光が明るいなんて昔は知らなかった」と言う人がたまにいますが、今の日本ではそんな体験をしている子供がどんどん少なくなってるんだなと思うと、何かちょっとさみしくなりましたね。街灯やらネオンやら、確かにそれで私達の生活は便利になりましたし、街は華やかにもなったでしょうが、それで失っているものも確かにあるんですね。また去年の8月の日記で書いたものと同じ言葉が頭に浮かんできてしまいました。"周りに明かりが何もないのに、月の光のみによって照らし出された世界にどこか現実離れした美しさを感じるのは私だけでしょうか。月の静かな光の影に、言い表わせない寂寥を感じるのは私だけでしょうか。"

1999年7月28日水曜日

無気力に

 今頃他の執行部の皆さんはたっちーの家で飲み会でしょうか? 私はレポートを書くといって帰ってきたはいいけど、家に着いたとたんに何故かどっと疲れがでてしまい、見事に今にも寝そうな雰囲気です。明日朝5時くらいに起きてからやろうかな・・・? でも多分起きれないんだろうな・・・。

 最近は何故か自分でも信じられない程食欲旺盛で、夏バテとは無縁な道を突っ走っています。BOXでもよく私が何かを口にしている姿をよく見かけることでしょう。こんなに食欲があるのはおそらく中学の時以来ではないでしょうか。原因はまったく不明ですが、とりあえず悪いことではないのでよしとします。多少太ったところでどうこうなるような体型でもないですしね。

1999年7月27日火曜日

テストヤマ場

 さて、ついに私も明日、明後日と前期のテストのヤマ場を迎えます。ちょっとばかりヤバイですねぇ・・・。とりあえずは社会学理論。ハーバーマスなんぞ知るかぁっっっっ!!!!!! そしてレポートもあと3つ。文芸方法論はまだいいにしても、言語情報処理と実験実習はちと辛いです。これから2、3日が勝負です。さてどうなることやら・・・?

1999年7月26日月曜日

"今"か"未来"か

 さぁ、選択肢は2つです。

「近い未来は相変わらずでも、遠い未来は素晴らしいはず」

「先のことはわからないけど、とりあえず今をよくしていこう」

 ねぇ、皆さんならどちらを選びます?

1999年7月25日日曜日

濁流麻雀

 昨晩はウチでたっちーやPCK等で集まって麻雀をやってました。しかも朝の10時まで・・・!!!!! やってる時は時間はあまり気にならなかったのですが、冷静に考えるとこれは結構凄いことです。よくやったわ・・・。しかし最後の前の半チャンのオーラスは楽しかったですね>参加者の皆さん
あれだけの濁流の嵐はなかなかあるもんじゃないでしょう。気が向いたらあれは伝説にして残してもよいかな? たっちーよ、その時は牌の流れの描写の指導をしてくれ(笑)。

1999年7月23日金曜日

現代的でスカッとしたエチュード

 今日はギターの先生に新しい曲をもらいました。なんとブローウェルの『20のシンプルエチュード』全曲!実に総計26ページ!!!!! (←しかもその場で俺がコンビニに走ってコピー)誰か同情してください・・・(泣)。しかも渡される時の先生のセリフが妙に気になります。「君が来たら渡そうと思っていた曲があるんですけどね(以下略)」という言葉に「おっ、なんだろう?」期待してみれば・・・。これかい!? って感じでしたね。しかも「いつもはカルカッシのエチュードかソルのものを使うんですけど、君にはもっと現代的でスカッとしたものを」とのセリフも・・・。俺と普通とどう違うのか説明してほしかったです(泣)。っていうか、あの先生なんか俺に現代曲弾かせたがってるような気がするんですけど気のせいでしょうか? ポンセの曲を渡された時からなんとなくそう感じていたのですが。っていうか最初の頃から「いずれ君にはもっと現代曲っぽいのも弾いてもらうことになるかもしれませんが」とか言っとったもんなぁ・・・。まぁ最初に先生に習いに行った日に「どんな曲が弾きたいか」と聞かれて俺があからさまにバロックと現代曲という俺の好みが出た解答をしたせいもあるのでしょう。

 しかし彼は「このエチュードにはブローウェルのあらゆる曲の片鱗が詰まっています」と言っていましたが、俺はブローウェルが弾きたいなんて言った憶えは微塵もねぇ・・・。ヤツの音楽は基本的に俺の感性とは少し違うのだ・・・。とかいいながら今一番お気に入りの『11月のある日』はむっちゃブローウェルの曲だったりするのですが。とりあえず来週までに一つ弾いてきてくれとのことでしたので、たまたま手持ちのCDにシンプルエチュードは入っていたので聴いてみて、なんか『黒いデカメロン』を弾いているかのような気分が味わえるエチュード6番を選んで今日弾いてました。しかも弾いてたらあの怪しさにハマッてしまい、段々弾くのが凄く楽しくなってきたという・・・。もしかして先生の術中にハマッてるのか!? しかしこの曲集の中には前衛時代のブローウェル丸出しの恐ろしく意味不明な曲も・・・。俺は『舞踏礼讃』とか好きじゃないんだけどな・・・。でもあからさまにそれを彷佛とさせる曲もあるんですよね。まぁ確かにいい練習にはなるんでしょうけど。

1999年7月22日木曜日

定演独奏候補曲

 さてさて、真面目な話、私は定演の独奏何を弾きましょうね? 曲としての完成度を考えると何を弾くにしてもそろそろ弾き始めないとヤバイんですけどね。とりあえず現時点で候補となりえる曲はいくつかあるのですが、それがそろいもそろって何かしら問題があるときている。困ったものです。ちょっとリストアップしてみると・・・、

・11月のある日(L.ブローウェル)
 イ短調の綺麗でセンチで哀愁溢れる実に俺好みな曲。曲調的にも自分のスタイルには合っている。が、前半部分は1回生でも弾ける程簡単な上に後半も決して難度が高いわけではなく、何より3分弱で終わってしまう短い曲。いくらブローウェルの曲という名目があっても、果たしてコイツをC技が定演の独奏で弾いてもいいのかという疑問あり。しかし俺は実はこれが一番弾きたい。

・エチュード11番(H.ヴィラ=ロボス)
 全編を通じて怪しげな雰囲気が漂う、『11月のある日』とは違った意味で俺らしい曲。勝手に抱いたイメージ及びテーマとしては「火星~軍神マーズの襲来~」。弾いてて思わず笑みがこぼれてしまうような徹底的な怪しさがお気に入り。難点としては、とにかくコイツも短い!やはり3分ちょっとで終わってしまう。ただしそれもプロ並のスピードで弾ければ、ということなのだが、この曲はやはりそこそこのスピードがないとカッコ悪い。果たしてそれほどのスピードをこの俺が安定感をもって弾けるかが問題。そして左手のストレッチが異常にキツく、凄まじく腱鞘炎に悪そう。実際この前この曲弾いてて左手が熱をもった。というか、こんな怪しい曲定演で弾いていいのか!?

・大聖堂(A.バリオス)
 当初の予定はこの曲だった。これが弾ければ問題ないのだが、いかんせん難しい(泣)。ただ弾くだけなら弾いて弾けないこともないのだろうが、曲として人に聴かせるとなると定演までに完成を見るのは相当修羅っぽい。気合でどうこうなる次元を超えた難しさのある曲故にな。

・ブラジル風バッハNo.5よりアリア(H.ヴィラ=ロボス)
 何となく異国情緒溢れるムード感と、儚さの漂う美しい旋律が魅力の曲。しかしピチカート奏法を交えた譜面はヘ音記号も混ざった大譜表で表記されているのと相まって実に読みにくい。解読するのに恐ろしく労力がかかるのだ。そしてこれも速くないくせに難しい。ムードが命の曲だけに完成度が低いととても聴けたもんじゃないだろう。7分と長い曲のくせにイマイチ盛り上がり所に欠けるのは、一般の客層にはちとツライかもしれない。

・ベネズエラ風ワルツ第3番(A.ラウロ)
 最近村治さんも弾いて流行りつつある(?)曲。これもエキゾチックな空気と怪しく軽妙なノリがカッコいい曲だが、やはり2分そこそこで終わってしまうという短さが泣き。そしてこれは聴いている分にはいいのだが、いざ弾くとなると俺の手の内に入る部類の曲ではないような気がする。なんとなくだが。

・リュート組曲第4番よりプレリュード(J.S.バッハ)
 常に俺の中で本命であり続けているバッハの曲だが、『大聖堂』もまだ可愛いくらいに難しい・・・。これだからバッハってヤツぁ...。

 とまぁどれもこれも問題アリでねぇ・・・。誰か俺にいい曲紹介してくれよ・・・。

1999年7月21日水曜日

P's MIDI

 さっきインターネットでいいMIDIを探して彷徨っていたらP's MIDIというサイトに辿り着きました。そこの管理者の方が作曲したバロック組曲第2番のプレリュードにすっかり魅せられてしまい、思わずそれをギターで弾けないかアレンジをはじめてしまいました。原曲のキーだと調性があまりにギター向きでなかったので、キーを半音上げてBマイナーにし(本当は半音下げてAマイナーにしたかったけど、そうすると低音の音域があまりにキツイ)、色々といじってたらどうにかギターで弾けそうな感じになってきました。もう現段階で二重奏でなら完璧に弾けるのですが、明日からどうにか独奏で弾けるよう実際にギターを持ちながらさらにアレンジを進めるつもりです。もし本当にギター独奏でいけるようなら作者の方の了解をとって定演のソロでこの曲を弾こうかなとも。いい曲ですよ。興味のある方がいましたら氏のサイトを訪れて、オリジナルのところのバロック組曲を聴いてみて下さい。

1999年7月20日火曜日

過ぎ去りし日々へ

 人は一生の中で、一体どれだけの荷物を背負い込んで生きていかなければならないのでしょう。忘れていたその重さがふとした瞬間にまたのしかかってきた時に、どっとくる疲れとともに思わず膝を折ってしまいそうになります。一体罪はどこにあるのか、理性が罪なのか感情が罪なのか、正解が罪なのか過ちが罪なのか。色々なものが交錯してわからなくなります。けれども結局自分でも何が罪なのかすらわからないまま、また重い荷物を背負って歩き出すしかないのです。その重みがただの足枷にならぬよう、精一杯すべてを受け入れながら。喪失という名の下に、目の前から消えていってしまった小さな小さな幻達が、ただのお伽話にならないように。

1999年7月17日土曜日

聖帝降臨

 今日はBOXに京大の聖帝T君と同じく京大4回生のT氏が出没しました。T氏の方が今年の京大の定演でフラメンコを弾きたいそうで、ウチに習いに来たのです。そして聖帝T君は半ば巻き添え・・・(?)。とりあえず私は彼にボチボチ曲弾いてもらったり、何より京大にあったブローウェルの『11月のある日』の譜面のコピーをもらったりしてホクホクでした。やっぱ京大はマニアックな品揃えは素晴らしいですね。そしてT君のギターはやはり凄いです。さすがコンクール優勝者といったところでしょうか。『タンゴ・アン・スカイ』を「とりあえず弾くだけでいい簡単な曲」と笑って言い切る時点で間違ってる・・・!!!!! 恐ろしい男です。

1999年7月15日木曜日

怒濤の二人カラオケ

 今日はなんだか妙なテンションの下、たっちーと二人で2時間カラオケに行ってきました。しかも最後の45分程は二人ともGLAYとXしか歌わないから叫ぶ叫ぶ。たっちーの『DARIA』と俺の『Standing Sex』をピークにとても二人とは思えない異常なテンションの高さを誇ってましたね。しかもたっちー、いきなり1曲目からガッチャマンのテーマ歌うし・・・。凄かったよ。そしてその後すっかり盛り上がったままさらに二人で酔心へ。飲んで語って、そしてその後さらにBOXへと帰っていきました。一体今日の俺らの意味不明なノリはどこからやってきたんでしょう・・・?

1999年7月14日水曜日

寝れる・・・

 今日はやっと仕事もレポートも終わって、明日は3限の時間から補講の授業補助が入っているのみ。待望の普通な睡眠時間がやっととれます。嬉しいですね。

1999年7月13日火曜日

『11月のある日』を探して

 今日は朝からずっとディスプレイに向かってホームページ作ってました。久し振りにコンピュータで詰め仕事をやりましたね。しかしこれから(現在およそ1:30A.M.)まったく手付かずのヨーロッパの音楽のレポートを朝1限までにあげなくてはなりません。寝られねぇ・・・!!!!! 困ったものです。

 そう、今日は現代ギター社に注文していた品々が届いたのでここまでCDを聴きながら(CDは5枚買ったので聴くものには困らない)仕事していたのですが、ブローウェルの『11月のある日』に涙が溢れんばかりに感動してしまいました。ブローウェルといえば現代曲のお約束、「意味不明だけど何かカッコいい」路線の王道で、今回買った『ブローウェル作品集』も基本的にはそんな曲の集まりだったのですが、この曲に関しては終始物悲しげで切なく美しいメロディーが流れる哀愁に満ちたまともな路線で攻めてきていて、それがまたたまらない・・・。マジで久し振りに涙がちょちょ切れそうになりましたよ。この曲も弾きたいな。でも『11月のある日』は正式に譜面は出版されていないとの噂も耳にしたけど、でも京大とか京産の人は弾いてたよな・・・。ということは聖帝T君に頼んで京大のBOXに行けば譜面が手に入るか!? 弾きたいよ。いい曲だよ・・・。

1999年7月12日月曜日

1999年度京都ギター連盟定期演奏会

 今日は京都ギター連盟定期演奏会の日。ハッキリ言って前日の時点では今日がその日だということを忘れてました(爆)。しかも俺ソロやんのに・・・。まぁまぁそんなのもよくあることです(?)。演奏会の方は京大の聖帝T君と龍大つっきー、それに京都芸大のフルートの女の子とアコーディオンの4重奏でやった『ブエノスアイレスの冬』と同じく聖帝T君とつっきーの二重奏『ジョンゴ』が反則的に(っていうかむしろ反則)カッコよかったということが特記事項でしょうか。ヤツらは凄ぇよ。私の『花祭り』は、まぁ練習もあまりしてない(今日が本番って忘れたしなぁ)ので納得度としてはイマイチでしたが、何故か結構評判はよくて単純な私は微妙に嬉しがってたりもします。最近オーラでごまかすという技を覚えましたからね(笑)。

 しかしコンパのときつっきーとも話してましたが、考えてみるとこれでギタ連ももう終わりなんですよね。1回生会のとき以学館の階段のところで初めてつっきーと出会ってから今まで、本当にあっという間だったような気がします。こうしてひとつひとつ部活の大きなイベントが終わっていくんだなと思うとちょっと寂しかったりもしますね。最近は部活が楽しくて、それこそ青春の残り火と言わんばかりの日々を満喫していたりもしますが、それも時期がくれば確実に終わるんだなということを実感してしまいます。つっきーとは最後に握手をしてお互い定演頑張ろうなと言って別れてきましたが、もう去年のギタ連定演でやったブランデンブルグのようにコンビを組む機会もないんだろうなと思うとね・・・。時の経つのは早いものです。

 つっきーと最後に話していた時に、ボロボロに酔った(?)状態で彼が「俺は人の演奏でやる気をかきたてられることってあまりないんだけど、京大の独重のセルシェル(あだ名)と立命のおまえの演奏を聴いて凄くやる気が出てきた」と言っていたのが何か嬉しかったです。自分のギターで多少なりとも人の心に何かを残していくことができたからかもしれません。思えば1回生会で『グリーンスリーブス』を弾いた頃と比べると私も随分うまくなったと思います。というかさすがにその頃と比べてうまくなってなかったら困りもんです。やっと最近自分なりの形というかが見えてきました。2回の頃はそれこそ技術至上主義的な傾向が強かった私ですが、最近になってだんだんとその傾向は薄らいできています(もちろん基礎技術はあった上でということですが)。譜面通りにミスらず曲想もついて完璧に弾けてても、それがそれだけで感動できる演奏にはならないということがわかってきました。うまく言えないんですが演奏の説得力というものは何処かそことは別の所から生まれていて、それによって人の心に少しでも何かを残せる演奏をしたいと思うようになってきました。PCKの言葉を借りるなら「味で勝負」といったところでしょうか。今愛用しているラミレスを手にして、このギターならもっといい音が出せるはず、もっと伝えることができるはず、とそう思ってやってきたのも影響しているのかもしれません。ねぇ、やっぱり音楽はいいですよ。人の心に色々なものを与えることができて、あるいはお互いに色々なものを感じることができます。ずっと前、ギターを持つ以前からやっぱり音楽は好きでしたが、自分で楽器を弾けるようになって、そして楽器を持ってから随分と時が経った今でもそう思います。思えば私が楽器を持ったきっかけというのは中学の時、先輩のバンドのライブを見てカッコいいと思い、自分もあんなふうになりたいと思ったのが始まりでした。願わくば私の演奏を聴いてくれた人の心に何かを残せて、そして誰かの憧れとなれるくらいの音楽を私も奏でられるようになりたいものです。随分と大それた願いかもわかりませんが・・・。

1999年7月9日金曜日

多忙

 明日はドイツ語のテスト。もう再履はくらわない!今度こそ取るぞ!!!!! ・・・とかいいつつ現在もネットでかなり現実逃避モード入ってるんですねー(苦笑)。ヤバイぞヤバイぞ。いくらなんでもこればっかしゃ勉強せな取れへんからな・・・。しかも明日までに前期総轄書かなならんし、昇格記念資料の文章も明日までだし、夏休みのBOX当番の決定及びプリントの作成も明日までだし、Bアンの要項も明日までだし、・・・ってちょっと待て、そんなにやることあんのかよ!? 頼むぜ、オイ・・・。

1999年7月8日木曜日

開設一周年

 さてさて、今日は7月7日、七夕です。彦星は無事織姫との邂逅を果たせたのでしょうか。そして七夕といえばこのホームページ、ちょうど去年の7月7日に正式公開が始まったんですよね。何だかんだ言ってこの

 思えば私が高校時代に、部活(そして3年の時はクラスも)のある友人に倣って自分で書いた作品をルーズリーフに印刷してバインダにまとめて友人達に公開していたあの頃の延長線上の志の下作成を決意したのがこのページの始まり。この1年の間はその「仲間に自分の書いた文章を読んでもらってひとときの娯楽にする」という意図はある程度達成できたように思います。BBSも予想以上の繁昌ぶりで、管理者としてはとても嬉しく思っています。最近は忙しくて更新も滞りがちですが、このページを訪れてくれる仲間がいる限りできれば毎日訪れる度に新しいコンテンツが加わっているようにしたいという思いは変わりませんし、それを読んだ人がその人なりの楽しみなりなんなりを感じていただければという思いも変わりません。これからも頑張ってこのページを充実させていくつもりですので、皆さんどうぞよろしくお願いします。

1999年7月7日水曜日

報告

 只今飲み会中!よってこれ以上の更新は臨めませんのでヨロシク。

1999年7月6日火曜日

ブランデンブルグ協奏曲編曲完了

 最近この日記の更新のペースが乱れてましたが、それは私の私生活及び睡眠生活が異常に乱れていたためです。どうもごめんなさい。とりあえず定演のAアンのブランデンブルグ協奏曲の編曲は全て無事終了し、Encoreでのノーテーションも完了しました。とりあえずデータを上げておきますので関係者の方々チェックお願いします。例によってクラギタ標準のSSW形式Zip圧縮ということで。


1999年7月4日日曜日

徹夜徹夜、そして・・・

 なんか徹夜麻雀と飲み会が2日連続・・・。朝9時の更新です。よくわからないがとりあえず結構楽しんで疲れてます。しかも今日はこれから劇団月光斜の夏公演『小林少年とピストル』を観に行って、その後京大の独重に行ってきます。さてもう一日頑張りましょうか。