2001年9月26日水曜日

必殺の定義

 「必ず殺す」と書いて必殺技だ。必殺技を名乗るからにはそれを繰り出した際は必ず相手を殺さなければならない。殺りそこなったその瞬間、必殺技はもはやただの「得意技」に成り下がるのだ。

2001年9月25日火曜日

休日の仕事

 さてさて、一週間近く日記の更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。先週はなかなかの限界バトルの応酬で、一週間夜11時前に会社を出ることがなかったという実にシュールな生活をしていたもので、家に帰ってから日記を更新する気力もあまりなくそのまま眠りについてしまうことが多かったというありさまです。まだ今週一杯が修羅なのですが、まぁまぁ気合入れていきたいと思います。

 世間は何やら三連休ということでお休みムードだったようですが、実は私は土曜と今日は会社に出ていました・・・。そして土曜の夜からきよが指揮のレッスンを受けに東京の方に出てきていて、土曜に会社を上がってから彼を我が家に迎え入れて久しぶりに酒など飲んで語らっていたわけです。いや、やはり大学時代の仲間というのはよいものですな。こっちに来てから普段クラシックギターの話をする相手もいないし、コンサ-ト以外で自分以外の人がギターを弾いているのを聴くこともなくなっていたわけなので、なかなかギターの話をしながらちょっと弾いてみたいのが楽しくてよろしかったです。まぁきよは某合奏組織の陰謀にやられ、全人格を否定されてしまったらしいのですが・・・。

 そしてこの三連休で得たささやかな収穫の一つは、「休みの日の会社は案外快適である」ということに気付いてしまったことです。私服で適当に行きたい時間に行けばいいんだし、普段我々新入りは電話番をしなければいけないのですが会社が休みの日はそもそも電話が鳴らないからその必要もない。そしてその必要がないから普通に堂々とPCでCDをかけながらヘッドフォン付けて仕事ができる!これだけで仕事の環境はかなり快適になるものだということがわかりました。私は昔から「本気で集中したい時はメタルに限る!」という確固たるポリシーのもと、浪人の受験勉強の時もずっとウォークマンでメタルを聴きながらやり、大学のレポ-トや雑誌の締切前などもひたすらメタルを聴きながら乗り切ってきた男です。やはりメタルがあった方が集中力の桁が違います。はかどることこの上なかったですね。疲れたらクラシックギターを聴くのもまたよしです。しかも元バンドマンのグループ長殿とやけに話も盛り上がりましたし。う~ん、普段から音楽聴きながら仕事したいなぁ・・・。

2001年9月19日水曜日

限界バトル

 限界バトル続行中。昨日も今日も隣の神社が祭りをやっている故に聞こえてくる祭囃子や、宮益坂を埋め尽くす屋台に目もくれず、夜部屋にもう2人かそこらしかいなくなる11時過ぎまで会社で闘ってました。ああ、早くもう少しゆったりした生活がしたい・・・。

2001年9月17日月曜日

2001年9月16日日曜日

ギター浸けの一日

 今日は何だか一日ギターな気分でした。いや、大体毎週土日はギターを弾いて過ごしているのですが、今日は久しぶりにギターに浸ったというか、そんな気がします。そして今も私の部屋では村治香織の『パストラル』がBGMとして流れていたりするのですね。個人的には村治香織のアルバムで一番好きなのはこれですね。結構周囲では評価の低いアルバムですが、私はこれが彼女の最高傑作だと言い切ります。でなけりゃ『カバティーナ』でしょうなぁ。でもこっちは皆いいって言うからつまらない(爆)。やっぱ『パストラル』でしょう。

 で、最近私がよく弾く曲としては、こちらに来てからずっと弾き続けているものの土日しか弾かないせいかまだイマイチ覚え切れてない(泣)『バーデンジャズ組曲』より『シンプリシタス』、懐かしの『ダンサ・ブラジレイラ』、そして何故かヨークの『フェアー』と、南米系の匂いで固められています。いや、フェアーはちょっと南米ではないけど・・・。ロドリーゴの『ファンダンゴ』や『パッサカリア』、バッハのリュート組曲4番プレリュードなんかも弾きたいんだけど時間がない・・・。せめて一時間でいいから毎日弾けたらと思う今日この頃です。バッハのね、パルティータ第3番(BWV827、ギターでバッハのパルティ-タと言えば無伴奏バイオリンパルティータを連想する人がほとんどだと思うが、それではなくピアノの方)もね、せめてファンタジアだけでも編曲して弾きたいんだけどなかなかそれも。一応譜面だけはネットでMIDI見付けて用意はしてあるのですが、独奏の編曲って難しいんですよねー。まぁ地道にやって行こうと思います。っていうかあの曲、ギター独奏でやろうとすると明らかに音域が・・・。

2001年9月15日土曜日

崩れゆくWTC

 さてさて今週も半ば無理な注文なプログラムをどうにか実現に持っていく作業で一杯一杯な私でしたが、日本で私が普通に仕事をやっている間に世界ではどうやらとんでもないことが起こってしまっていたようですね。アメリカはニューヨークでの大規模テロ、しかも旅客機をハイジャックした上でWorld Tarading Centerに神風特攻隊ヨロシクな特攻をしかけるという実に凄まじい事件です。しかし事件が起こった(日本時間)夜、私は会社から帰ってきて、そんな事件が起こっていることなどつゆ知らず疲れて普通に眠っていました。次の日渋谷に着いたら駅でなんか号外とか配ってんだもん。ビックリしましたよ。

 しかしまぁなんといいますか、基本的に私はナショナリズム的というかイデオロギー的なものはあまり好きではないのですね。集団主義的なものがあまり好きではないと言った方が正確でしょうか。ですのでテロ側についてもアメリカのやけに強気というか、まぁちょっとあれな言い分に対してもあまりコメントはつけないでおきます。ただ私には、少しの迷いもなくまっすぐに貿易センターのビルに飛行機が突っ込んでいき、一瞬ビルの裏に隠れたのかなと思った次の瞬間に中から爆炎が巻き上がるあの瞬間の映像、そしてまるで砂で作られた城が崩れていくかのように粉塵と化して上から雪崩のように建物が崩れて消えていくあの映像が、何か妙に暗示的なもののように思えました。すべては夢なんだよと、あるいはすべては夢だったんだよと、あの映像はそう語りかけてきているような気がしました。大きな、そして権威的であり象徴的でもある建物が一瞬で崩れ去る瞬間。はたして崩れていったものはその建物だけだったのでしょうか。それは、私達の世界も巻き込んで、一緒に何かを崩して持っていってしまったような気すらします。世界の情勢がどうとか言っているのではなく、もっと抽象的で象徴的で潜在的である何か。それも一緒に巻き込んで、あの大きなビルは崩れていったのではないでしょうか。また、世界は激しく動き始めるかも知れません。あるいはそうではないかもしれません。これから先、どういう方向に何が進んでいくのか、実に不透明なこの状況。さて、どうしたものなのでしょうか。

 しかしまったくの余談ではありますが、どうも私は小泉首相というのは元々あまり好きじゃありませんでしたが、今回の件で「好きじゃない」が本格的に「嫌い」になった気がします。あの男、言いっぷりはいいもののどうにもうさんくさい。日本に徴兵制度を作るとしたらヤツじゃないのかねぇ。レベルは違うものの、どうにもヒットラーくさい匂いがするのだよな・・・。

2001年9月12日水曜日

台風一過

 台風もどうやらある程度無事に過ぎ去り、今日の会社からの帰りは比較的平和でしたが、只今進行中のプロジェクトはあまり平和とは言えないようです(苦笑)。納期が着々と迫りくる中、やるべきことが一つ、また一つ・・・。プログラムとは恐ろしいものです。

2001年9月10日月曜日

Sometimes I feel l'm drifting far away...

 遠く、どこまでも遠く、遠く何処を目指そうか?そもそも目的地なんて、決めるべきことなのだろうか?今は何処へ進んでいるんだろう?明日は、何処にいるんだろう?遠く、ただどこまでも遠く。ここではない何処かを目指すのではなく。見据えた何処かを目指すのではなく。流されるように、流されないように、そう、遠くへ・・・

2001年9月9日日曜日

ドラえもん眼鏡

 人づてに聞いた話なのですが、どうやらこの世には『ドラえもん眼鏡』という実に熱い代物が存在するらしいですね。花火のおまけに付いてくるものらしいのですが、それをかけて花火を見ると飛び散る火花が全部ドラえもんの笑顔になって見えるというかなりトリップできる逸品らしいです。線香花火の儚げな火花に重なって映るドラえもん。かなりシュールです。しかもそれだけでなくこの眼鏡、暗闇に明かりという条件下なら問答無用で発動する代物らしく、例えば夜のマンションを見ればマンションに縦一列に並ぶドラえもんが、街灯を見れば道沿いに笑うドラえもんが、もうまるで幻覚のように見えてしまうそうです。夜の電車の明かり、笑いながら一瞬で過ぎ去っていくドラえもん。夜の道路、笑いながら近付いては去っていくドラえもん。・・・かなりシュールです。

2001年9月6日木曜日

仕事に追われて

 いやいや、最近は相変わらず相変わらずな毎日で、会社からの帰りが遅い故に家に着いてからあまり何かをやることもできず、仕事の事を日記に書いても微妙につまらんことから何となく日記の筆が進まない日々を送っております。いや、しんどいのは確かとはいえ仕事はそれなりに楽しくやらせてもらってるのでまだいいんですがね。だがしかし個人的にはもう少々音楽や文学のある文化水準の高い生活をしたいものだと最近痛感しています。あとコンビニ弁当の夕食もどうにかしたいのですが、これは私の性質上おそらく変わることはないのでしょう。我ながらやれやれです・・・。

2001年9月5日水曜日

無限ループ構文の哲学

 while( true ) {
  v.add( a );
  v.setSize( 0 );
  if( ??? ) { break;}
 }

 終わることのない無限ループ。いつかはここから抜け出せるのだろうか。見えないbreak条件は、一体いつループを終わらせるのだろうか。そしてその時輪の外に、一体何が待っているんだろうか。無限ループ構文の哲学。

2001年9月2日日曜日

タイタニック

 どうやら昨日今日とテレビではニ夜連続で『タイタニック』を放送していたらしいですね。昨日は放映している時間帯は見事に会社にいたので見る余地もありませんでしたが、今日はのんびりと家のテレビで見ていました。思えばタイタニックは大学2回の大晦日、新年にかけてのレイトショーに、両親と共に(爆)見にいっていたという・・・。その時も今回も思ったことなのですが、やはりいい味出してるのは最後沈む直前まで演奏を続けている楽団の4人ですよね。彼らが最後「ここまでだな」と言って散りかけた後に、また皆集まって曲を奏でるシーンがいいんですって。またその彼らが奏でる沈んだ曲調の旋律をバックにタイタニック号でのパニックやら決意やら絶望やらが映し出されていくのがカッコいい・・・!あの映画はそれに尽きますね。ディカプリオとかはどうでもいいんだって。ラブロマンスもどうでもいいんだって。やっぱあの映画は音楽家の最期のロマンでしょう。ちなみに船上ものの映画では『海の上のピアニスト』がかなりお気に入りです。あれはよい映画ですよ。

2001年9月1日土曜日

締めきれず

 一応今日で締めのはずのプロジェクト、やはり思っていた通り(?)完全に締めという段階にまでは至りませんでした。今日なんて皆11時過ぎまで残ってやってたのにねぇ・・・。まぁでも最近は私が作ったプログラムの評判がいいのでちょっとばかり嬉しいです。うん、やはり反応があるのはよいことですね。