2000年8月20日日曜日

高校を訪れて

 今日は日中は相変わらず部屋でギターを弾きつつ漫画を読んでいて、夕方涼しくなることになって「久しぶりに高校時代の通学路を通って自転車で三条まで行ってみよう」と思い、懐かしい道を自転車でのんびりと走りながら高校まで行ってきました。夏休みの高校は開いてはいますが、もう夕方遅くになり図書室も閉まっている時間になっていただけあって人気はまったくなく、おもわず中まで忍び込んで思い出の場所に足を運んだりもしました。高校時代私と仲間達のたまり場になっていた狭くて暑苦しく男臭い卓球部の部室や、やたらブラックで人間不信に陥らんばかりのハードな冬を仲間とともに過ごしたJRCの部室、微妙に切ない思いもよぎる音楽室など・・・。知る人ぞ知る、かつて雑誌『Toward Evening』で私が連載していた連作短編『Missing Fields』に登場した音楽室のモデルです。ちょうど夕暮れの時間帯だったこともあり、久しぶりにあの窓から見る夕焼けを眺めてきました。おかげでかなり感傷的になりました。涙が出そうなくらいに。ちょっとね、あの場所には若く青い日々の思い出が・・・。そして音楽室の前に置いてある移動式の黒板に、何か足跡を残そうと思って私はチョークでとある言葉を書いてきました。まぁ他にも若い台詞が色々書いてあったからO.K.でしょう。間違っても「ayum参上!」とか書いてませんから。何を書いたか、そのヒントは『コバヤシタケシ』です。私が高校の頃流行っていたあの曲のあの台詞をね・・・。

 そしてデパートまるよしの前に行ったら24時間テレビの募金が。私が仲のよかった仲間はJRCに入っていて、そのツテで私も何度かそういったボランティア系のイベントに出ていたので知っているのがいるかなと思ってみていたら、いましたいました。私の高校時代の仲間が一人と、そこで知り合った仲間が数名。久しぶりに色々積もる話などして帰ってきました。

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