2008年12月1日月曜日

11月、総括

 11月は先の日記で触れたように非常に忙しかったわけだが、忙しいなりに色々とイベントもあり、公私とも慌ただしい感じだった。一つ一つの詳細に触れるには今この時点では肉体的に少々疲れてしまっているわけだが、それでもざっと書き流しておくとしよう。

 まず何よりも、私の弟に第一子が生まれた。元気な女の子だ。私の娘の従姉妹に当たり、私からすれば姪となる。人のことを言えた義理ではないけれど、あの弟が親になるというのも何だか不思議なものだ。そして姪というのも生まれてみると嬉しいもので、やはり家族が増えたような気分になる。家族というのはどこまでかという細かい話ではなく、感覚的に、だ。ゆっくり弟とも話してみたいなと思い、生まれたばかりの頃何度か携帯にかけたが、いつも電波が届いていなかった(苦笑)。まぁ色々とドタバタしていたんだろう。今度会った時にでも、それはとっておくことにする。自分はまだ"親の先輩として"などと大きなことは言えないので、とりあえずはおめでとう、と簡単にお祝いの言葉を。

 先週は中学の同窓会があった。勤労感謝の日だ。成人式以来会ってない連中も多いが、変わったヤツ、そうでもないヤツ、出席した面々はとりあえず皆元気そうだった。中にはこの日記を検索で探し当てた剛の者もいた。誰と話しても話の内容は当然中学の頃とは大きく変わる。久しぶりなのだから近況や消息は当然としても、結婚したとかしないとか、子供がいるとかいないとか。昔話が多いのは、それが10年振りに集まった面々だから、なのだろうか。とりあえず大っぴらに酒が飲める年齢になって改めて集まって飲んでみると、結構昔のイメージと変わったな、と思うヤツも多かった。それは意外に男に。さて、彼らには自分はどう見えたのだろうか。何にせよ、地元の仲間と久しぶりに一堂に会して集まれる、そんな機会はよいものだ。普段は意識していないけれど、地元の仲間の存在は、気付けばやはり励みになる。多分、新潟を出て生活しているからなおさらなのだろう。今後は4年ごとの勤労感謝の日にやろうという話になっていたが、それが本当に実行されるかどうかはわからない。とりあえず、ここに書いておく。

 今日は晩秋としては例外的に気持ちよく晴れた日曜日。爽やかな、文字通り雲一つない青空が、突き抜けるように広がっていた。日も当たって暖かく、急遽家族でズーラシアに行くことにした。前回ベビーカーで連れ回されるだけだった娘は、もう自分の足で歩いてズーラシアを回っている。後半は疲れて抱っこをせがむようになり、最後には寝てしまったけれど。ヤブイヌは飼育場所が二カ所に増えていた。最初、妊娠中の妻と来た時はまだヤブイヌの赤ちゃんが生まれたばかりで、その頃は一カ所しかいなかったのだが。今日は奥の方ではその頃生まれたばかりだったヤブイヌベビーが大きくなり、飼育員の人に「横浜生まれです」と紹介されていた。ヤブイヌは小さなかわいい声で「クピィ」と鳴く。今日初めて知った。最後に寝てしまった娘を抱っこしてズーラシアの出口に向かう時、山の紅葉が丁度見頃できれいだった。山はイチョウの黄色と、枯れた黄色がかった緑のグラデーションが。手前のモミジは夕日のように真っ赤な、それを超えると色がくすみ始める前の丁度手前の、まさに深紅の深い色合いが、非常に美しかった。そう言えば紅葉はここ数年まともに見ていなかったような気がする。今日は本当に素晴らしい、気持ちのよい晩秋の休日だった。夜、家で少々仕事をしなければならなかったのはご愛嬌としても。

 結局長くなってしまった11月の雑記。比較的淡々と、時事的に。12月は、きっとさらに忙しい。

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