2011年3月24日木曜日

『ジェットコースター』と大人の必要条件

たむらぱん『ジェットコースター』の歌詞。「大人になんてならなくていいよ」ではなく、「大人でなんかいなくてもいいよ」と歌っているところがポイントだ。前者は本当の子供が言う分には若さ故と許せるが、いい大人がそうは言いたくない。でも、後者は普段は大人な人に対して歌っている。大人にも大人でなくていい時間はあってもいいんだよ、と。その差は大きい。

ところで、一体いつからが大人なのだろうか。何歳からと区切りたいわけでもないが、とりあえず自分の家庭を持ったら、少なくとも大人であろうという自覚はしていたい。自分一人なら自分の命、人生は自分が責任を持てばいいが、家族ができるとそうではない。自分自身に対する責任が、家族という自分以外の人への責任にもつながる。大人とは、家族に限らず、自分以外の人に対する責任を自覚できることなのではないだろうか。これは大人であることの必要条件の一つに過ぎないとは思うけど。
まぁとりあず、例えばコンサートに行った時なんかは大人でなんかいなくてもいいんじゃないだろうか。感動すれば泣けばいいし、飛び跳ねながら手を振ったっていいし、ヘッドバンキングだってしちゃってもいいだろう。そんな時間だって必要だ。

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