2009年4月19日日曜日

人を虜にするダーツのシステム

 最近、会社の私の周りではダーツがやたらと流行っている。これまでもダーツはたまにやることはあったが、昨日は本格的にやっている連中と投げてきた。そこで思ったのだが、最近のダーツは、熱中させるための仕組が非常によくできている。数年前からちらほらとダーツにはまる人を目にするようになったが、そのシステムを知るとなるほどと思うところは多い。


 全国のダーツバーにはDARTSLIVEというシステムに対応した台が置いてあり、500円でDARTSLIVEのメンバーズカードを買うと、そこに対戦履歴や成績の履歴、BULL(真ん中をGET)やLOW TON(1ラウンドで100点以上GET)等の記録が何回あったか等がすべて記録されていく。そのそしてその記録をWEBや携帯から確認できるし、WEBや携帯で設定をすれば自分が投げる時、台に自分のHNを表示させることもできるしBULL等を取った時に表示されるメッセージを自分流にアレンジすることもできる。

 その他DARTSLIVEにはネットワークを駆使した色々な仕掛けがあるが、中でも人を熱くさせるのがレーティングだ。直近30件に比重を置いた、自分の成績を簡便な数値で表すランキングのようなもの。はまりだすとこのレーティングを上げるためにどんどんとダーツバーに通って対戦を繰り返して成績を上げようとする。とはいってももちろん出来が悪ければレーティングは下がったりもするので、基本的には腕が上がらない限りはフロックだけではそう簡単に上がらない。実際、皆「レーティングが今6なんだよ。7になったら新しいマイダーツ買おうと思っててさ」とかそんな感じで盛り上がっている。結構、会社帰りに週4~5回とか通い詰めている剛の者もいる。さすがにそこまでやろうとは思わないが、このレーティングのシステムはなるほど、確かに人を熱くさせる。自分のレベルを表す実に端的な数字。それが目に見えるから、気にすればもう上げたくなってくるし、下がると悔しいから尚更通う。調子が良かった時のゲームの記録とかも見返すことができるから、後で余韻に浸れたりもする。実によくできている。

 昨日は私はここ数日胃潰瘍疑惑があって体調が優れなかったので、珍しく(人生初)バーで酒も飲まずにカルピスウォーターとレモネードだけで投げ続けた上で深夜0時くらいに帰ったが、他の連中は朝まで投げ続けていたらしい。大したものだ。

 というわけでDARTSLIVEのカードを作った上にお古のマイダーツを借り受けてしまった私は、まぁ週一回くらいストレス解消もかねて投げにいこうかなと思ったりするわけだ。大体この胃潰瘍疑惑、もし疑惑でなくて本当に胃潰瘍だったとしたら原因は十中八九ストレスだし。多少息抜きを考えるのも悪くないかなと、ダーツをやりながら思ったとのことです。

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