2003年1月13日月曜日

苦し紛れに指頭奏法?

 薬指の爪にひびが入っているのに気付かないふりをしてギターを弾いていたら、和音をフォルテで叩いた際に嫌な感触と共に爪の白い部分の上半分が吹っ飛んでしまって非常にブルーになってしまった今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。いや~、やっぱ爪のひびはほっておくもんじゃないですね・・・。現役の頃なら見つけた時点でどうにかしていたでしょうに、私も勘が鈍ったものです。おかげで今薬指はほとんど爪がない状態です。おかげでaが鳴らない鳴らない。aだけ指頭奏法なんて無茶はできません(笑)。指頭奏法は難しいんですよ。爪で弾く時と違って「弾く(はじく)」というより「転がす」感じで弦を扱わないといけないですからね。Weissの『Chiacona』なんかでは部分的にpで指頭奏法やってましたが。pで爪を使わずに、指の腹で弦を転がすようにして丸くて豊かな音を出してあげるわけです。爪で弾くのとは全然音質が違うふくよかな音が出ます。爪があるからといって指頭奏法ができないわけではないのですよ。ですが、さすがにaだけ指頭奏法は無理があります・・・。

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