2003年6月30日月曜日
2003年6月25日水曜日
横ばいのリンゴ達
2003年6月24日火曜日
2003年6月22日日曜日
自問
心は覚えていてくれる、たとえそれを、取り出すことはできなくとも
水面に揺れる影が、いつかそっと、消えてしまう前に
僕らはいつも、手遅れでなければならないのだろうか
2003年6月21日土曜日
2003年6月18日水曜日
2003年6月17日火曜日
2003年6月16日月曜日
『亡き王女のためのパヴァーヌ』編曲に当って
2003年6月13日金曜日
男心と梅雨の空
2003年6月11日水曜日
想像力の欠如した世界
思えば、犯罪なんかもいつの頃からか、そのような想像力の欠除が生み出したような印象を受ける事件がたくさんあります。もう随分古い話になったような、神戸の例の事件もそうですし、大阪の小学校の事件もそうです。その他コンビニでいきなり立ち読みしてる人の背中を突き刺した例の事件や、度重なる通り魔事件、ストーカー事件・・・。相手が自分と同じような、極端に言えば同じ人間だということを想像する能力の欠除。まさにそれこそがモンスターではないのかなと思うわけです。
自分の書いたものを少したってから読み直してみると、自分でも書く時意識してなかったことに気が付くようなことがままあったりします。まぁ私の場合、テーマ、タイトル、書き出し、結末だけ大雑把に決めたら、後はアドリブのノリで書いていって、書き上がったら誤字脱字のチェックくらいして「はい、終了」ってのがほとんどですからなおさらです(苦笑)。今回に至ってはテーマ、タイトル、書き出しだけ決めて結末すら決めず、「さぁ、書いてくれ、俺の両手よ!後は何が出るかわしゃ知らん!(←オイ)」くらいの勢いで書いて、本気で一回も読み直さずに上げたので尚更です。しかしまぁ、これくらいの短いものならそれでいいのですが、本格的な長編となると最後までいつもの自動筆記というわけにもいきません。構成やペース配分をちゃんと意志の統率下に置いてあげないと色々ととんでもないことになるのは目に見えています。自動筆記のリハビリはしたので、次は落ち着いてしっかりと書くことのリハビリですね。
2003年6月10日火曜日
『Garbage』アップ/あとがきに代えて
今回のテーマは「オブジェクト指向的恐怖」です。プログラムの世界には『オブジェクト指向』という考え方があり、それは無理矢理一行にまとめるなら「コンピュータ上に現実の写像を作り上げる感覚でシステムを構築する」という手法です。まぁここでは細かく深いところまではツッコミませんが、その『オブジェクト指向』を実現できる言語(の一部)に備わっている『Garbage Collect』という機構が今回の小説のテーマの発端です。
"Garbage"という言葉の意味は「廃品」、「不用品」、「ゴミ」といったものですが、プログラムの処理中にいらなくなったオブジェクト、つまりはプログラム上に写像された現実の「もの」を、自動的に回収してくれる機構が『Garbage Collect』です。プログラム上に作られたAさんが不要になれば、この機構が自動的にAさんを回収してくれて、Aさんがいなくなった分のスペースを他の何かが使うことができるようになります。これはプログラムを組む上では非常に便利なものなのですが、これがもし現実世界にあったらどうなるんだろう?というのが今回の小説のテーマです。『Garbage Collect』が不要オブジェクトを判断する基準は、(本当のところの細かい種類やアルゴリズムは置いておいて)他のどのオブジェクトからも参照されない、ということです。まぁ現実世界的にいうなら「声をかけられない」ってところでしょうか。そこから小説『Garbage』の奇妙な世界観が出来上がるわけです。誰からも必要とされないものは消滅していく世界、というわけです。
実は、そこまで極端な世界設定をしなくても、この現実世界はこの『Garbage Collect』の恐怖に近いものが存在するように思うのです。誰からも参照されないことへの恐怖、平たく言えば孤独への恐怖です。ネットワークは、それを埋めるどころか助長してしまったようです。距離も時間も飛び越えて、簡単に誰ともつながってしまえるからこそ、逆に離れた時の恐怖が大きくなる。いつの頃からか聞くようになった、「ネットワーク依存者」というものは、この「オブジェクト指向的恐怖」に取りつかれてしまった人達のように思えるのです。
実はこの『Garbage』、本当はもっと長くつなげようと思えばいくらでもつなげられました。というか、この小説自体はもっと長い、大きな器を求めていました。私はその作品の要求に応えてもっと長く書くことも考えたのですが、「やっぱダメだな」と思って最後無理矢理叩き切るような感じで仕上げてしまいました。なので、この作品の構成は非常にアンバランスです。何故そこで無理矢理短く切る道を選んだかというと、実はこの「オブジェクト指向的恐怖」というのは、今私が本気で一年くらいかけて書こうと思っている長編のテーマの一つなのです。その長編に取りかかる前に、リハビリと準備運動もかねていくつかあるテーマの中から一つだけを切り出してそれを書いてみよう、と思ったのがこの作品なのです。なので、この作品の中で出し尽くしてしまいたくなかったんですよね。だから短くバッサリ煙に巻くような形で切り上げたと(笑)。そういうわけなのです。
2003年6月8日日曜日
発熱
そして家に帰って熱を計ってみてビックリ。なんと39度1分。そりゃしんどいはずです(苦笑)。「ここまで熱が上がったら市販の解熱剤じゃ効かねーんだよなぁ」と開き直った私は、大量に買い込んできたレモンウォーターと、葛根湯を頼りに昨日一晩を乗り切りました。結局一時期はMax39度4分をマークした熱も、朝方にかけて少しずつ38度台へと推移していき、今は今朝病院でもらった薬もあってか37度台で落ち着いています。でもまぁ、さすがにフラフラですね(苦笑)。やっぱあの雨の引越しが効いたんでしょうか・・・?
2003年6月4日水曜日
2003年6月3日火曜日
嵐の中の引越
ところで、先週金曜~日曜といえばその間に30年振りに5月に台風が上陸したわけですが、当然我々の引越しも相当の被害を被りました。私はその中でも大きな被害を受けた一人です。何と台風が来るまさにそのピークの中、雨ガッパを着て風雨に打たれながらトラックからビルの中に荷物を搬入する係だったのです(泣)。カッパに守られている上半身の被害は比較的少ないものの、膝から下はもう川にでも浸かったかのように水に濡れ、ジーンズは水を吸って重くなり、スニーカーは中まで浸水して靴の中でピチャピチャ音が鳴り・・・、そりゃもう大変でした。しかもその土曜日、私は夕方から客先でした。・・・そう、そのまま、濡れたまま、客先に向かって行ったのです。またその客先がガンガン冷房効いてて寒い寒い。「このズブ濡れの状態でこんな冷房効き過ぎなところにいたら風邪ひくゆーねん、コラァ!?」とか心の中で叫びつつ、寒さに震えながらキーボードを叩いていましたとさ。
・・・ちなみに、土曜日はもちろん他の2日も、久しぶりの本格的な肉体労働にしてやられたためか、家に帰るなりロクに飯も食わずに眠りに就く日々が続いていましたとさ。わしも年をとったのぉ・・・。