1999年9月10日金曜日

宇宙人の声が頭に響き

 最近微妙に自分の中で自分でも割り切れない思いや考えが頭の中を巡って消えてくれないことがあります。6月の半ば頃、独重の前ら辺から7月下旬にかけて私の精神状態を徹底的な荒廃状態に追い込んでくれたあまり幸せとは言えない葛藤と強迫観念が一人になった時なんかにグルグルと、頭に直接響く宇宙人の声みたいな感じで「それじゃあお前はどうしたいんだ?」と問いかけてくるのです。もうここまで来たら仕方がないので、理性でサクッと割り切ってしまうか本能でドカンと進んでしまうかどちらかを選んでしまえばいっそ楽なんでしょうが、それもできずに結局現状をただそのまま維持するだけの惰性の時間が流れていくわけですね。誰も何も幸せにできないなら、せめて痛みは自分一人が背負えばいいと悲劇の主人公気取りで影を背負って立っていられる程私という人間は強くなく、誰かを傷つけてでも前に進んでいける程これもまたたくましく生きられるわけでもないわけです。困ったものですね。結局中途半端に惰性で生きていくのが何の決断もしなくていいから楽なわけで、問題を先送りにしつつ適当に時を流して、その歪みから少しずつ精神に齟齬を来しながらちょっと自分の状況に適当に酔ってみようと試みたりして生きていくわけです。ただの優柔不断な根性なしの偽善なエセナルシストですね。ええ、所詮私はそこまでです。

 何処で何を間違って来たのかなんて
 いちいち考えていたら生きてけないのかもね
 それでも切ない気持ちを抱えて
 昨日に引きずられている

 一歩一歩遠ざかる景色の中で
 いつかこの想いも何処かに落としていくのだろう
 それでも今は一番大事な・・・

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