2001年10月17日水曜日

もの作りと美学

 人生や音楽においても欠かせないものですが、実はプログラムを組む上でも"美学"というのは大事にしなければならないものの一つです。それは単に設計思想というレベルでは留まらず、バグの防止や拡張性、汎用性、そして作業効率のアップにすらつながります。ただその場を凌ぐためだけに書かれたコードを読むのは時に苛立ちすら覚えることがあるくらいで、やはりプログラムも"もの作り"である以上作る人間が美学を持って作らないとどうにもこうにも進みやしないもののようです。打算や計算、刹那的快楽だけに人生を費やすかのように、ただ正確な技術だけで奏でられた音楽のように。

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