2003年4月22日火曜日

シンデレラ

 魔法は深夜12時まで。12時の鐘が鳴れば、豪華な馬車もカボチャに変わり、綺麗な衣装もただのボロきれになってしまいます。まぁ、ただでさえ私はカボチャだけは食べられないわけですが、それを抜きにしてもあまりいただける状況ではないですよね。ただ一つ残された硝子の靴に、ピッタリ合う人を見つけなければ、魔法が現実に変わることはないのです。あのお話では、王子さまは硝子の靴の相手を見つけることができました。では、最後までもし見つけられなかったら、あの話の終わりは一体どうなっていたのでしょう? ただの悲しい結末、というだけで終われたのでしょうか? 12時の針は、いつも気付いたら既に過ぎ去っています。

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