ayum's note-あゆむの雑記帳
2003年8月4日月曜日
熟成されたウィスキーのように
ウィスキーは年を経る毎に深みを、香りを増していく。5年他より多く年を経たウィスキーには、その5年を経ただけの価値がある。それは時間というものが他の何ものによっても代替することのできない、何よりも貴重なものだという意味以外においても。純粋に物質的かつ感覚的な基準によっても。
ウィスキーが正しく年を経るにはやはり、相応の労力がいる。ただ放っておけば若者が老賢人になるわけではないように。僕らも、年をとる。僕らは、時とともに価値を高めていくことができるのだろうか。熟成されたウィスキーのように。
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