というわけでEUROPEです。『The Final Countdown』のあまりに有名なイントロは、きっとこの曲とは意識していなくとも誰もが耳に覚えがあるはず!『Carrie』とかもEUROPEの曲とは知らなくともいい曲だと思っている人も多いはず!全盛期を80年代に迎えたこのバンド、今やメンバーも全員40を超え、頭がハゲてきたので開き直って男らしくスキンヘッドにしたメンバーもいる程ですが、そんな年齢的な問題はさておき、いやー、ジョーイ・テンペストがムチャクチャ歌うまかったんですって!いやまぁ冷静に考えればうまいのは当然なんですけど、CDで聴いてるのより全然生の方がうまい。CDだとなんか声の輪郭がぼやけて少し線が細く感じるところもあるジョーイ・テンペストですが、生だとまったくそんな感じはしません。もの凄くハリも声量もあり、線が細いどころか恐ろしいくらいのキレと表現力がある圧倒的な歌唱力。正直「ああ、ジョーイ・テンペストってこんなに歌うまかったんだ」って思いました。40過ぎてあんなにハリのあるいい声が出るんならまだまだ私も諦めるのは早いなと、腹筋の鍛え直しを心に誓ったくらいです(?)。少しかすれ気味でハリのあるあの歌は、なんかエリック・マーティン(Mr. BigのVo.)に似てるなと私もmachakicも思っていましたとさ。
新作の『Start From The Dark』はギターのジョン・ノーラムの色が出まくった、非常にヘヴィで暗い構成なのでうまくライブでのれるのかなという不安もありましたが、一曲目にアルバムの開始曲でもある『Got to Have Faith』が始まるとそんな不安は露と消えていきました。ジョン・ノーラムのギターはヘヴィにグルーヴィに終始高いテンションで引っ張っていってくれてるし、そのヘヴィな曲との相性が不安だったジョーイ・テンペストの歌は不安どころ無茶苦茶カッコいいし、最高でした。適度に『Superstitious』や『Carrie』等往年の名曲をはさみつつ、最後は敢えて新作からの選曲ではなく『Ready Or Not』で本編を締める。いやー、盛り上がりました。洋楽のライブでオールスタンディングに行ったのは久しぶりでしたが、最後アンコールの『Seven Doors Hotel』や『The Final Countdown』では思い切り手を振り上げて叫んでいました(苦笑)。いやー、気持ちよかったですね。私もmachakicも大満足で会場を後にしましたとさ。
さてさて、その後machakicは「福島は渋谷みたいに店が一杯ないから」と言って、生まれたばかりの子供のために店をいくつか回ってベビー服を買い込んでいたとのことです。かなり親バカになってます。しかし渋谷で男二人でベビー服を買い回るその行為が、店員はじめ周囲の人達の目にどのように映っていたかは定かではありません。とりあえずmachakic、長女の誕生おめでとうございます!きっとすくすくと元気に育ってくれることでしょう。そしてその子が大きくなって思春期を迎えた頃に、私が「君のお父さんはね、君が生まれた次の日にね、・・・」とカミングアウトしてあげましょう(笑)。幸せによい家庭を!
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