2001年1月29日月曜日

火山と15cm定規とブレーキのない自転車 - 夢の話

 今朝見た夢の話。

 私は父と弟と3人で、ゴツゴツした岩山のふもとにある娯楽施設のようなところにいました。そして山を登ろうということになり、白煙が漂う岩場の曲がりくねった道を3人で普段着のまま登っていきました。そして最初は順調に登っていったのですが、山頂付近に差しかかった時、突然後ろの方から大きい爆発音が聞こえてきました。「噴火だ!」誰かが叫びました。見ると、下の方で岩場から溶岩が吹き出し、どうやら見えない何処かにもっと大きな噴火口があるらしく上からは火山弾も降ってきています。我々はこれはヤバイと思って一目散に下に向かって逃げ出すわけですが、逃げようと振り返った瞬間に5m程先の岩が爆発してマグマを吹き出します。それでもそれをどうにか迂回してかわし、我々は下へ下へと走って逃げました。私はどうにか無事元の娯楽施設に辿り着くことができたのですが、他の二人がどうなったかはわかりません。

 場面が切り替わります。私は筆箱の用意をしていました。中に入れるものを逐一チェックして、何故かはわからないのですが同じ15cm定規を3本筆箱の中に入れました。部屋に女の人が一人います。どういうわけか上半身裸な私を見て、「体が貧弱だ」と笑っています。ああ、どうせ貧弱さ、ケッ!!!!!

 また場面が切り替わります。今度は私は自転車で何処かに行こうとしていました。自転車屋さん(?)に何やら色々と自転車をチューンアップしてもらっています。その自転車屋さんと話をして、私の目的地に行くにはあの橋を渡っていくといいだろうということになりました。そして私は出来上がった自転車にまたがり、橋をたもとから登り始めました。どういうわけか私はサドルに座らず、腰をサドルの後ろまで引いて空中に浮かして空気椅子のような状態でペダルをこぎ、肘を伸ばしてハンドルを握るという変な格好で進んでいきました。橋は広く大きいもので、自動車の通行量もそこそこ多く、下に海か川か、とにかく広い水面が広がっていました。歩道がなかったので、私は車道の端を渡っていきます。すると、登ってる内はよかったのですが橋の頂点を超えて下りに差しかかった時、私は自転車のブレーキが効かないことに気付きました。長い橋の下りです。スピードはどんどん上がっていきます。おまけに先述したような変な格好でこいでいるので、自転車の制御も効きません。私は物凄いスピードでフラフラとよろけながら橋を突っ切っていきます。心はかなり焦っています。もし車が来たら絶対死ぬ、そうでなくとも転んだら絶対死ぬと。すると、あろうことか向こうから車が猛スピードで走ってきました。私を見てもかわそうとする気配はありません。これはヤバイと思っていると、フラッと凄まじい速さで走っていた私の自転車がよろけ、向かってきた車の真正面に躍り出る形となりました。

 夢はここまでです。この夢は比較的夢分析のいいサンプルとなり得るようなもので、典型的な構造の類似と象徴としての類型がはっきり見られます。どなたか試みに分析してみてはいかがでしょうか?なんなら協力しますよ?

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