2002年11月4日月曜日

眼鏡研究社で新しい眼鏡を

 先日京都に行ってきた時、新しい眼鏡を購入しました。前々から密かにほしいと思っていた、新京極にある眼鏡研究社のものです。この店は100年以上続く眼鏡屋の老舗で、今も昔から受け継がれてきた技術とノウハウをもとに職人さんが手作りで眼鏡を作っているのです。伝統の技術を使ってといっても単に懐古趣味的なものでもなく(まぁあからさまに大正ロマンな眼鏡ももちろんありますが)、普通に今風のちょっと小洒落たものなんかも売ってます。まぁ眼鏡に関して小難しいことは正直ようわかりませんが、なんとなく既製品にないようなさりげない個性が気になっていて、ちょっとここの眼鏡がほしかったのです。ので、免許の更新の際前使っていた眼鏡は作ってから5年以上経っていることもあり度の合い方ががちょっと不安だったこともあり、軽くクレジットカードで大人買いしてきてしまったのです。

 私が買ったのは以前使っていた眼鏡と同じような上半分だけフレームがあるタイプのもので、黒に見せかけてちょっと青みがかった微妙な色がいい感じのものです。そのデザインもさることながら、度を調整する時に「今の眼鏡はこうなってるけど、実際の目の状態はこうなってるから実際こうした方が負担もなくよく見える」などと色々説明してくれるので実に安心感がありました。私の場合右目の視力が左より落ちるので、これまでは左に比べて右の方がやや強めなレンズが入っていたのですが(といってもいざとなれば裸眼でも日常生活くらいできる、というか普段裸眼で暮らしてるくらいなのでどのみちそれほど強くはない)、実はそれは誤りで、実際は右目は垂直方向に軽く乱視が入ってて見えなくなってるだけで、近眼の度としては右も左も変わらないらしいのです。なのに右の方に強いのが入っているから、右は軽く遠視の状態になって近いところを見ると目が疲れると。そういや私は本を読んだりコンピュータに向かう時はいつも「かえって疲れる」といって眼鏡外してましたね・・・。そして実際近視の度を左と右で同じにして右に乱視矯正を入れたら実にすっきりと世界が見えるようになりました。ある意味かなりのインパクトです。眼鏡の度を合わせるのにもやはり合わせる人の腕前というものはあるものなのですね。某メガネチェーンは当てになりません・・・。そしてフレームの具合も私に合わせて丁度よくなるようにきっちり調整してくれて、新しい眼鏡が出来上がったわけです。とてもよく見えてしかも前とくらべると全然疲れない上に体にピッタリ合ったこの眼鏡は、今ではすっかりお気に入りです。皆さんも眼鏡の買い換えを考えるなら、ちょっと眼鏡研究社に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。見るだけでも結構面白いですよ。

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