すると、何と恥ずかしながらこの時初めて知ったのですが、「羊と山羊の違い」というのはキリスト教においては非常に重要な意味を持っているらしいのです。最後の審判において神が「羊飼いが羊と山羊を分けるように」善人と悪人を分け、善人には永遠の命を、悪人には永遠の罰を与えるというのです(『マタイによる福音書』ではどうやらそうらしい)。なるほど、だからキリスト教というものが根底にある西洋文化においては山羊が何かヤな役割を負わされるんだなと納得はいったわけですが、にしても何故「羊と山羊」が「善と悪」ほど違うのか、その辺りどうにも腑に落ちないのです。山羊だって羊と比べてそんなに悪いもんじゃなかろうと思うのですが。
ともあれ、もし「羊と山羊」が「善と悪」という対義語ほど違うというのなら、眠れない夜は羊を数えるといいというように、眠りたくない時は山羊を数えればいい、ということになります。・・・早速仕事中に眠くなった時に試してみたいと思います。
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