2004年3月9日火曜日

危険な入浴剤

 最近は色々な入浴剤が出ています。私は基本はバブなのですが、ときたまちょっと気分を変えたい時などは変な入浴剤を使ったりします。渋谷のロフトに行きますと、エスカレーターを昇るまでもなく一階に、そりゃもうたくさんの入浴剤が思いつく限りのバリエーションで売られてますので、変なの探すのには事欠きません。カモミール、ラベンダーなど比較的常識的なもののバリエーション(おみくじ付きとか)ならまだいい方で、アミノ入浴剤やら海洋深層入浴剤やら豆乳、野菜生活、はちみつレモン、羊乳、死海、炭、泥、エトセトラエトセトラ・・・、とにかくよくもまぁこんなの商品化しようとするもんだというくらい様々なものがあります。この前は比較的ポピュラーな部類に属する商品ではありますが、唐辛子風呂にやられました。

 それは単純に粉やタブレットを湯に溶かすタイプのものではなく、ティーパックみたいなのに入っていて、湯の中で揉んで煮出すみたいな形で使用するものでした。そのパックの中には唐辛子やその他の葉っぱ(?)なんかが入っています。その形式からして、粉や錠剤のものよりも自然かつ高い効能が期待できるのではというわけです。ところがこの入浴剤、効きすぎでした(爆)。いや、何が凄いってまずその匂いっつーか刺激。封を切っただけで空気中に舞った僅かな粉が肺に入り、ただパックを外装から取り出しただけなのにむせて咳込んでしまいましたからね。しかもまた止まらないんだ、その咳が。その強烈な刺激に「ホントに大丈夫かよ、これ?」と思いつつ、とりあえずは湯舟にパックを叩き込み、数回揉んでダシを出して唐辛子風呂を完成させます。立ち篭める湯気からはまぁ、空気中の粉ほどの凶悪な臭気は発していないようです。・・・湯舟に入る勢いもおっかなびっくりだったのは言うまでもないでしょう。まぁ、いざ入ってみると湯は案外まろやかで、しかも確かに温まり方は尋常じゃなく、大して熱いお湯でなくてもすぐに芯まで温かくなってくれました。こりゃ確かに肩こりや腰痛なんかにゃ間違いなく効くでしょう。・・・けど、あの最初空気中に舞った唐辛子の粉は凶悪すぎます。

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