2005年9月28日水曜日

WILLCOM新機種発表

 とうとうWILLCOMが新機種を発表してくれました。世間を震撼させたOpera搭載の通称"京ポン"から一年以上。敢えてそちらに乗り換えずに電波の受信が弱くてすぐブチブチ切れたりメーラの仕様が凄く狭い領域しかカバーできてなくて国外からのメールやちょっとおかしなエンコードのメールを受け取るとまったく解釈せずに文字化けしたり、変換や操作性が恐ろしく悪かったりする日本無線製のAir H" Phoneで耐え続けて二年以上。やっと待望の新ラインアップが登場です。この新機種達を見る限り、やっと一時期随分と水をあけられてしまった感がある携帯とPHSの機能差(性能差とは違う)も埋まりつつあるようです。データ通信に強いPHSの利点を生かして、フルブラウザやWord/EXCEL/PDF等が読めるビューワ、ないしは強固なセキュリティを売りにしていくのはPHSとしては正しい売り方ではないでしょうか。今となっては企業ユーザーが大半のPHS、仕事で使うのに便利な定額で高速なデータ通信のみならず、そういった汎用ビューワが搭載されることを魅力に感じるビジネスユーザーは多いことでしょう。ま、私はあくまでプライベートユースなわけですが。

 さーて、どれに換えましょうか。日本無線はこれまで泣かされてきたのでとりあえず置いておくとして(個人ユースで指紋認証とかいらないし)、すると310シリーズでは京セラのWX310KかSANYOのWX310SA。どちらもDDIポケット時代からの実績を持つメーカーなので安心感があります。機能的なポイントとしては京セラは名機"京ポン"に引き続いてこちらでもOperaをブラウザとして使用し、SANYOと日本無線はモバイル端末やポケットPCで多くの実績を持つNetFrontを採用した点。んー、Operaは確かにいいブラウザですが、個人的にはNetFrontも結構信用してるんですよねー。何しろ元々モバイル用のブラウザですから、無理矢理小さなモバイルに詰め込まれたOperaと違って少ないパワーで効率的に動く分には定評がある。でも京セラはオプションでFlashが見える。でもでもSANYOは恐ろしいことにFlashは見えないけどJavaが見える(いらねーよ!)。うーん、まーでも、ブラウザはどっちでもいいですね(爆)。そもそもPHSでそんな頑張ってネット見ないし。

 後はデザイン。好みとしてはSANYOのProgressive Red。カッコいい。連続通話時間もSANYOが長いし、こっちですかねー。ただ京セラは伝統的に電波の受信が凄まじく強いのが魅力。PHSでは並んで東芝も強かったけど、東芝は今回参戦してないので残念。往年の名機Mega Carrotsが懐かしい。

 最後のポイントとしてMacとの親和性。やっぱりできればPower Bookでモバイルしたいですからね。現時点ではWin/MacともどのOSに対応しているのかという情報はまだ出ておりません。京ポンでは力の限りMacを無視してくれた京セラは、今回対応してくれるのでしょうか。そして現時点での本命SANYOの対応は如何に?前回可能な限りMacに対応してくれた日本無線、ここでの奇跡の逆転はあるのか?ちなみに私が敢えて京ポンに乗り換えずにAH-J3002Vを使い続けたのはMacでつながるからなのです。京ポンも一応非公式にはネットで有志が開発したドライバーを使ってMacでもつながるらしいのですが。

 ・・・まさかどこもMacに対応しないなんてことはないよな・・・。いや、ありえるかな・・・。

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