2001年7月30日月曜日

グールド『バッハ全集』

 今日は通信販売で買ったCDが届きました。グレン・グールドが弾いたバッハのCDの全集12枚組です。品物を注文したのは私がまだ京都にいた1月下旬。実に半年もの月日が流れてやっとの到着ですが、まぁ注文した時点で既に品薄になっていて入手が難しくなっていた限定版だけに文句も言えますまい。ただし途中で住所が変わってその届けを出したのに、いざ品物が届いた段階で届け先が京都のままになっていたのでHMVのフルフィルメントセンターにクレームの電話をする羽目になったのは確かです。う~ん、やれやれ。

 グールドといえば、私が「ギター、ピアノ、バイオリン等の楽器を問わず史上最高の演奏家は誰か」と問われればまず挙げるであろうピアニスト。当然このCDが届くのは大変心待ちにしていたわけです。彼の超絶に正確な技巧と、常識的か否かにとらわれず自由に音楽を追求した上で計算しつくされた表現、そして明るい曲を弾いていても常に何処かに付きまとう内省的な響きは心ひかれるものがあります。ギターじゃいないなぁ、こういった演奏をしているのは。

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